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- / ISBN・EAN: 4933364610454
感想・レビュー・書評
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約40年前の作品にして、ちょっと前のイマドキぽい感じ、って、僕の時代的な感覚はアテにならないのですが。社会儀礼を重んじる伯母VS父母を亡くした繊細な3姉妹って感じで、この構図は当事者にとってはデカい事件ですよね。小さな事件が積もり積もって軋轢拡大、深まる溝、みたいな感じですかね。父母の幻影と話しもしててなんだこりゃ、で結構バカっぽいシーンもあるんですが、淡々とした中に派手でポップな表題曲を絡めてて、洒落たアクセントになってますね。ココがイマドキっぽい(参考程度)。
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個人的に大好きな作品。タイトルは、「カラスは育ててもらった恩をあだで返す」といった意味のスペインの諺を示唆してるんだとか。カルロス・サウラ監督はフラメンコ映画ですっかり有名になっちゃいましたが、それ以外でもこんなにセンスのよい作品を撮ってるんですよね。まぁなんてったってアナ・トレントのために作った映画だってんだから気合が入るのも当たり前ですが、気合倒れになってないのが見事です。『<a href="http://booklog.jp/asin/B00005HARN">ミツバチのささやき</a>』に勝るとも劣らない傑作だと思います。オシャレでオマセな挿入歌『Porque Te Vas』(Jeanette)の起用もナイス。
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私の一押しスペイン映画。主題歌から台詞まで、覚えるまで観ました。誰もが一度は子供だったから人は子供を傷つけられないと宮部さんは書いてるけど、他方で二度と戻ることができないから子供時代は美化される。でもそんなものじゃないと、フランコ時代の重い空気の中、母親の幻影と父親への殺意をひめたアナは言うのです。この時代の父と子を描いた西映画はどれも傑作。
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あどけないアナの愛くるしさと幼さに滲む残酷さが対当した世界。 当時のカルチャーも今観ると鮮やかで刺激に満ちている。
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切なくきらきら光る少女の残酷さ。
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だれ?ロリコンって言ったの。