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- / ISBN・EAN: 4523215004084
感想・レビュー・書評
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1964年フランス映画。監督・脚本はジャン=リュック・ゴダール。原作小説は『愚か者の黄金』と最後に出ています。原作名がしめすように、主人公である男女3人組が行き当たりばったりな計画で泥棒を行うという話。
泥棒を企画しながらも、友達の男2人組であるアルチュール(クロード・ブラッスール)とフランツ(サミー・フレイ)が、ヒロイン?のオディール(アンナ・カリーナ)を巡っての、3人のコミカルで気の利いたやり取りが面白く仕上がっていて、むしろストーリー性というよりは場面場面の構図やセリフに力を入れているのがよくわかります。特に喫茶店での入れ替わり立ち替わりのシーンなんかは遊び心満載のユーモア溢れる演出で、同じく喫茶店で3人が踊るダンスは魅入ってしまうくらいの楽しいシーンでした。この3人組の自由奔放さや企画への不安感やほとんど滑稽ともいえる無計画性は、可笑しくも緊張感をはらんだ退廃的な雰囲気をよく描きだしていたと思います。最初は田舎娘のようであったアンナ・カリーナが、だんだんキュートになっていくのも見どころのひとつです。(笑)
最後はいろいろな騙しあいがあって「はなればなれ」にもなるけれども、あまり強い意志を発揮していなかった2人がくっついて、最後は落ち着くところに落ち着いたといった感じかな。会話とダンスと独特な雰囲気と成り行きを楽しめた映画でした。(笑)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ちょっと遅れて入ったところ、映画の中で「遅れた人のために」と説明が入ったのがゴダールらしい。途中で何度かうとうとしてしまったが、そんなことはあまり関係ない。ストーリーなんて単純なもの。やっぱり大切なのはスピード感だ。ポスターにもなっていた3人並んでのダンスはBGMも含めてModっぽかった(ミシェル・ルグランの音楽もオルガンジャズだったり、全体的によかった)。アンナ・カリーナのファッション(シンプルなグレイのセーターにタータンチェックの巻ミニスカート、黒のストッキング)もスリムなプロポーションにあっていてとてもキュート。「小さな兵隊」の洒落たポストカードがあったので紫と赤で組み合わせて購入。
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ゴダール監督にしてはストーリー性があり観やすい。タランティーノの会社「バンド・アパート」はこの映画からとられているとか。確実に世代の違いだと思うけど、アンナ・カリーナ可愛くなかった……だけどストッキング脱ぐところはエロい。
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男ふたり、女ひとりは間違いなく青春映画の黄金比ですね。
カフェでの3人のダンス
一分間の沈黙ゲーム
ルーブル美術館での駆けっこ
アンナ・カリーナの短い前髪
素敵なシーン色々ですが、やっぱりなんと言っても一番は、アンナ・カリーナのかわいさ!
(1964年 フランス) -
おっぱいの形はきれいだしおしりの位置も高いし、アンナ・カリーナは馬鹿な女をやらせると抜群にいいですね。一緒に飲めそうなというか、容姿単体では整ってる彼女も演技なのか地なのか、いけそうな気がしてくる不思議。その気にさせる、観客をぽーっとさせる素晴らしい女優さん。
ストーリーに特徴はありません。ゴダールらしいといえばそうだし、何もないといえばそうだし。三人のキャラクターを撮るための話ですね。
映画館で観ましたが、字幕が見えなかった。古い映画は白字幕が溶けちゃうから、DVDのほうがいいのかなあ。。 -
製作年:1964年 製作国:フランス 時間:96分
原題:BANDE A PART
監督:ジャン=リュック・ゴダール
(3.5点) -
これは大好き。映画館でみたときに素敵!と思った。
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ある意味珠玉のダンスフィルム。
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ゴダールと共同設立した映画会社での1作目<BR>
無邪気に男を振り回す女の子役のアンナ・カリーナがとてもキュート。タータンチェックのスカートに短い前髪。ルーブル美術館を走り抜けるシーンが印象的<br>
音楽はミシェル・ルグラン -
バカ女を演じてたアンナ・カリーナ超キュート♪