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- / ISBN・EAN: 4988102717216
感想・レビュー・書評
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展開が早過ぎてちょっと乱暴かなとも思うけれど、古いコメディ風ではある。まあファンタジーだしね。テンポも重要でしょう。
会社組織への皮肉が含まれているけれど難しく考えずに観るのがお薦め。笑えるかというとベタ過ぎてそれほどでもないけれどニヤッとする所はあると思う。バカ映画まではいかない、上品な作風(B級好きには物足りないです)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
一般的評価はあまり高くないようですが、私はコーエン兄弟作品の中でダントツで好きな映画です。フラフープを発明して販売する会社のお話なのですが、どことなくフランク・キャプラの「素晴らしき哉、人生」を彷彿とさせます。しかしそれを差し引いても楽しめる映像もとても美しいファンタジー。この作品にサム・ライミも脚本に参加しているのは最初に見た時から知っていました。今思うと「死霊のはらわた」を見た時にホラー・コメディとして楽しんだことを思い出します。彼らの人生はまさにアメリカン・ドリームのようなものなのかもしれませんね。私にとっては素直に楽しめる大人の御伽噺。世間の評価と私の評価は逆のようですがまったく気になりません。私がコーエン兄弟で一番好きな作品です。
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コケたそうで期待してなかったんですが、
バカバカしい方向性のコーエン兄弟作品ということで、
途中まではバカバカしさがすっごいよかったです。
ただ、ラストといい基本になる話がちょっとベタすぎて・・・。
『素晴らしき哉、人生』みたいな感じかなとか思ったんですけど、
わりとそういう感じで・・・。★は3と4の間ぐらいかなあ。
ちょっと前に、『リーサル・ウェポン』とか『ラスト・ボーイスカウト』とか
ジョエル・シルバー作品をかなり観てたんですが
(もちろん『ダイ・ハード』は大好き)
彼とコーエン兄弟につながりがあったなんて!
この映画はコケてますけどねw
『ビッグ・リボウスキ』の時は、コーエン兄弟がジョエル・シルバーに
色々と相談してたみたいです。
これを観た理由は、ジェニファー・ジェイソン・リーが出てるから。
最近はジェニファー・ジェイソン・リー祭りです。
この映画でもめちゃくちゃ面白かった。
あと、サム・ライミとの合作でもありますよね。
ブルース・キャンベル出てるし。
ライミ本人も出てるようですが、クレジットを観ると
影絵で商品名を討論してる男なのかな?顔は出てないのでは・・・。 -
スチーム・パンクというかちょっと「未来世紀ブラジル」っぽいです。
書類を入れた筒を空気圧で送る装置で、昔のラブホテルを思い出しました。 -
観たはずなのに内容を思い出せないから再度観た。
コーエン兄弟の中でも単純明快でアメリカっぽいコメディ映画
悪くはないけど深くもない。おもしろいけどシニカルな表現の深さにはちょっと欠ける。コーエン好きなのに、内容を忘れていたのは毒に欠けていてアメリカっぽすぎたからかも。でも単純なコメディとしてはそんじょそこらの監督の映画よりは断然おもしろい。
ただの男が社長になって、浮かれて転落しかけてまたのぼる、というアメリカンドリーム映画。
未来は今 という言葉はいいな
未来は今なんだな -
ちょっぴりSFテイストなおとぎ話…とおもって観てもらえれば、ちょうど良いのではないでしょうか。
当時ティムロビンスが何者かも知らずに観たのですが、なかなか良い役者ですよね。