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- / ISBN・EAN: 4932345942034
感想・レビュー・書評
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本好きさんならご存知のゲームかも知れませんが、今回はノベルゲームの感想です。
たまにはこういうのも良いかなと思い、さらっと書いてみます。
「少女同志よ敵を撃て」を貸してくれた同志Yからの次なる司令は「ノベルゲームをクリアせよ」
平成9年にスーパーファミコンで発売され、後のゲームに多大なる影響を与えた…らしい。
何故Yが私にこれを持って来たのかと言うとなんとシナリオが『殺戮にいたる病』の我孫子武丸さんなのです。内容も勿論ミステリー。
「yukimisakeさん最短クリアしないと恥ずかしいぞ!」私はミステリー好きだが鳥頭なのを知らないY氏を筆頭に元バイト仲間の腐女子主婦Nさん、純真な女子大生Hさん、私の4人で我孫子さんに挑戦するミステリーナイトが開始。
ご存知無い方もいらっしゃると思いますが、ノベルゲームは基本的にシナリオを読んで行き、プレイヤーは時々出てくる選択肢のどれかを選びます。この選択によってルートが分岐してエンディングが変わるのです。「かまいたちの夜」は2回のチャンスまでに犯人を当てないと、とんでもないバッドエンディングを迎えます。(クリア後に見たのですが、流石は我孫子さんだ!と頭を抱える程に全員フルボッコの恐怖エンディングでした。好きです)
先ずは主人公とその恋人の名前を入力する所からスタート。主人公が死ぬ場合もあると聞き、速攻でNさんのコントローラーを奪いY氏の名前を入力する私。そしてNさんにバック。次にヒロインの名前に速攻で私の名前を入力しようとするNさんから再度コントローラーを奪いHさんの名前を強引に入力。
「いやぁああ!!」というHさんの悲痛な叫びを私は忘れない。強く生きろよ、同志Yよ…。
出だしからこの調子で先が心配になりましたが、あまりにも私がYを殺そうとする選択肢にばかり誘導しようとするので(正解が分からなかったので恐らく、ですが)推理チームから外されてしまいました。そのおかげでストーリーを客観的に楽しむ事が出来たのですが、クローズドサークルのお手本のようなサスペンスでした。
主人公とヒロインがスキーをする為に、ヒロインの叔父が経営するペンションに泊まります。そこへ3人組のOL、中年夫婦、カメラマン、謎の人物が続々と集まり「今夜12時誰かが死ぬ」という脅迫状が見つかる所から恐怖の夜が始まります。
小説を読む時はトリックなどを考えず客観的に楽しんでも謎は解決しますが、ノベルゲームにおいては自身が探偵となり状況を整理してトリックを明かさねばなりません。私はミステリを読む際は謎解きはしないで読むので新鮮な気持ちで楽しめました(戦力外通告されましたが一応推理はしていました)
1周目は通しで見ると本当にミステリー入門のような話なので物足りなく思う所もありますが、これに音楽と映像と効果音が付く事により恐怖感が増し、何も知らずにやっている時は自分もペンションに閉じ込められて命を犯人に握られているような感覚になりました。
短時間で読めるミステリーノベルゲームとしては最高のクオリティーです。
2周目からはホラールート、ギャグルート等、分岐によって様々なお話が楽しめるらしく、全部クリアするとお色気満載のピンクルートが楽しめるとの事。
我孫子さんの作品はまだ二作しか読めていませんが、基礎がしっかりしていらっしゃるからこんなに色々書けるんですね、凄い!!
スーファミごと暫く我が家に置いてくれているので、他ルートも攻略してみます。(決して、ピンクシナリオが読みたいからとかの邪な理由ではありません!決して!!)
さて夜通し行われたミステリーナイトですが、2人の犠牲者を出したものの、女性陣2人が見事な推理を繰り広げ無事に真犯人の確保と相成り、残念ながら主人公Yも生存してしまいました。(色々借りておいてこの扱い)
お気になられた方は実況動画がたくさんYouTubeに上がっていますので、試しにご覧になって下さい。 -
星6。中学一年の時にプレイ。スーパーファミコン。怖すぎてトイレに行けなくなった記憶あり。選択肢によって運命が劇的に変わるなんて、しかもすぐにやり直せるところが良い。最初のEDはサバイバルゲーム
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夜中に朗読実況したらお前の叫び声がうるさくて起きたって怒られた
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はまったはまった、これのおかげでサウンドノベルの楽しみを知りました。最初のEDは大阪EDという超お約束のものだった
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小学生時代にプレイ。新しいストーリーが見れるたびにどきどきわくわくした。どうしてもわからなくて一人ひとり名前打ち込んだ思い出。今またやっても新鮮で面白い。
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主人公「行人」、彼女「不由美」でプレイ(笑)。トリックと犯人の推理は難しくなかったが、サブシナリオの出現条件が厳しい。
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どうしても飽きやすい。でもたまにプレイしたくなるコレ系。
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弟切草に続くチュンソフトのサウンドノベル第二弾
この頃になると弟切草の大ヒットでサウンドノベルも様々な会社が販売してたがチュンソフトのがやはり群を抜いて完成度が高かった
このゲームもご多分に漏れず本当に練られていた
ストーリーも面白いがやはりシステムが優れているのが名作といわれる所以だと思う
あるいは
潜在意識を呼び覚ましたのかもしれない
…………。
あるいは
潜在意識を呼び覚ましたのかもしれない
…………。
だったら感謝されてもいいですね( ̄ー ̄)ニヤリ
だったら感謝されてもいいですね( ̄ー ̄)ニヤリ
ありがとうございまぁーす!!笑
おかしいなあ…爽やかなイメージを崩す筈では無かった...
ありがとうございまぁーす!!笑
おかしいなあ…爽やかなイメージを崩す筈では無かったのに…(>_<)笑