こねこ [DVD]

監督 : イワン・ポポフ 
出演 : アンドレイ・クズネツォフ 
  • アイ・ヴィ・シー
4.05
  • (28)
  • (11)
  • (25)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 100
感想 : 21
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4933672226743

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • とにかく猫たちがかわいい映画。


    ロシア映画はこれまであまり触れてこなかったせいか、観はじめたあたり、音楽の物憂げさにそわそわしてしまった。
    そんな物憂げな音楽や、どこか暗いムードが昭和特撮を思わせ、怪しげな音色のフルート吹きのお父さんが宇宙人とかそれに類するものかとも思ったりしたが、そんなことはなかった。

    ただこの作品は1996年のもので、ソビエト崩壊から何年も経っていないロシアの世相も表現しているように思われ、その点で上記自分が感じたアンニュイな印象はあながちはずれてもいないように感じた。

    結論をいうなら、冒頭に述べたように猫たち、特に主人公のキジトラ?の子猫・チグラーシャがかわいらしい映画。
    チグラーシャの冒険、ハラハラする場面はあるが、基本的に凄惨な展開であるとかそういったことはないので安心して観ていい作品だと思う。
    ちなみにチグラーシャ役はシーンごとに違う子猫が演じているような気がするが、それは子猫の体調などを慮ってのことかと思うので、全然許容できる。
    それと、動物映画や番組などにありがちな演技くささが猫たちからあまり感じられなかった点もよかった。
    物語に沿う展開ではあるものの、猫が映画のなかで自然に行動しており、主人公はあくまで猫という点を徹底しきっているように感じた。

    面倒くさいことをいろいろ書いてしまい、またこの映画の最大の肝である猫のかわいさに十分に触れられた気もしないが、猫好きには勧められる映画である。

  • 1996年公開のロシア映画。
    音楽家一家の子供たちがペット市場で貰ったトラ猫のチグラーシャ。しかしカーテンは引き裂く、花瓶は割る、パパの楽器ケースに
    フンをしたりとイタズラ盛りなだけに、いろいろなトラブルを引き起こしていく。
    そんなある日遊んでいるうちに窓辺から落ちたチグラーシャは、トラックの荷台に落ち見知らぬ通りまで運ばれてしまう。迷子になったチグラーシャは、危機を救ってくれた勇敢なワーシャという猫に独身で猫好きの男フェージンの家へ案内される。しかし、フェージンが大怪我をしてしまい…。


    都会で迷子になった子猫の冒険を描いた心温まる感動のドラマ。
    ただの子供向け作品だと思ったら大間違い!
    撮影、脚本、猫たちの演技と、どれをとってもめちゃくちゃよくできた内容で、
    猫を扱った映画の中では間違いなく金字塔と呼べる傑作だと思います(o^-^o)

    窓から落ちた主人公の子猫がいろんな猫仲間や、人間と触れ合いながら、旅をするロードムービーになってます。

    それぞれキャラの違う様々な猫が出てきます。
    にゃんこたちの可愛さは勿論、ロシアの風景や映像の美しさも秀逸♪
    シンプルながら
    しっかりとした脚本で
    家族愛をも丁寧に描いているところも好感が持てます☆


    フェージン役のアンドレイ・クズネツォフは、世界的にも珍しい猫の調教師だそうで、
    自ら意思を持って演技をしてるとしか思えない猫たちの動きと、表情にも釘付け!!(>_<)

    にゃんこ好きなら
    絶対に手元に置いておきたい
    心温まる作品です♪

  • 生後、僅か数か月であろう猫の大冒険。

    時に危険にさらされ。
    寂しさと空腹感いっぱいで。
    沢山の出会いの中で、自分の居場所を。
    還る場所を求め続け。

    彼等の持つ、それはまるで人間の様に喜怒哀楽豊かで。
    ご主人様を守りたいという思いの強さであったり。
    寒さで凍える身体を互いに温めあい。
    当たり前にある還る場所での至福のひととき。

    自由奔放に生きる彼等の中にある、様々な感情は。
    私達に命ある物として、誰しもが当たり前に願う幸せであったり。
    多くの課題を残してくれたのではないか?とも。

    小さな大冒険は、いつしか生きる道標を。
    無償の愛を求め続ける姿に、エールを送りたくなりました。

    ねこの持つ、愛に溢れる姿は。
    一途で真っ直ぐで。
    沢山の遠回りを経たからこその絆と、揺るぎない愛の深さを感じさせてくれて、とても温かい気持ちになりました。

  • 猫好きなうちの父が借りてきた猫ちゃん映画。
    私はどうせ子供だましの映画だろうとたかをくくっていたんですが。。。

    ところがどっこい、芸達者で個性溢れる猫ちゃんたちに、目が釘づけになってしまいました。
    映画としても子供だましどころか、それなりの映画通が観ても十二分に楽しめる素晴らしい出来栄えだと思います。
    ロシアの寒々とした風景もいいし、音楽も作品の雰囲気にピッタリ。

    中盤から登場するたくさんの猫を飼っているフェージン役の男性は、本職がサーカスの猫使いだそうで。なるほど、大いに納得です。
    あんなに芸達者な猫を育てるなんて、素人にはちょっと無理だろうなぁ。。。と、ゴロゴロ寝てるだけが芸の我が家の猫たちを眺めながらしみじみ。
    飼い主に似たってことだろか?

    とにかく、とっても素敵な作品。
    返却したくないな(笑)。

    (1996年 ロシア)

  • 猫がいなくなると、やることはどこの国でも同じなんだと思った。うちのキジトラがいなくなってから8カ月経とうとしている。チグラーシャと同じ季節にいなくなったから映画を見ながら泣いた。チラシも配ったし張り紙もした。(懸賞金は掛けなかったけど…)とにかく似たような猫柄で季節が冬だったから、なにもかもが突き刺さった。けど可愛いから見てしまった。

    1996年ロシア映画。
    キジトラのチグラーシャがキュートだった。あとジンジンも。ホント、どの猫もみんな可愛かったな…。うちの猫も優しい人に保護されていますように…。

  • 虎毛のチグラーシャ(トラちゃんw)、ロシアの方のネーミングセンスのないのはよくわかるのですが、この子猫のチグラーシャは癒してくれるわ~

    猫好きの方には本当にお奨めの1本です…いや飼い猫が可愛くなくなる可能性もあるので猫を飼ってない猫好きの方にお奨めですねwww

    「こねこ」

    ロシア映画なんですけど実写の猫映画って記憶にありません…確かないよね?

    俳優じゃなく猫使い?の男性が出演しておりかなり低予算なようなきもするのですが、猫使いさんの飼う猫たちの曲芸やハッピーエンドを迎えるまでの過程の中での猫たちの活躍を見ているとこの寒い季節には心温まる映画です。

    シンプルに作られていて身近にも感じて凄くいい作品です♪ちなみに購入するまでに2年の月日をかけましたよ~定価でしか売ってないんだもんwww

  • か、かわいい…。
    人間が作ったシナリオに沿って動物が動いているだけなんだろうけど、優しい飼い主が危機に陥ったり連れ去られたときに、団結する猫ちゃん達に少しばかり感動。
    親分肌の猫が他の猫の幸せを見守ったり、こねこを守ったり。
    迷子になって、この猫たちに混じってたチグラーシャも最後は、元の家族のところに帰れて、よかった。
    あの優しい猫のおじさんがもっと幸せになってくれたら更によかった(多分彼はあれで幸せだろうけど)。
    子供向け映画なんだろうけど、ストーリー運びもうまく、大人が見てもいいよ。
    猫の演技のうまさにびっくり、そして猫のしぐさを見るだけでも幸せになれる映画。

  • 猫好きなくせして知らなかった映画。図書館で発見して即借りました。猫が芸達者で可愛くてオススメです!家族みんなで観ました。

  • 仔猫が最初に登場して、動きをいろいろ捉えていて面白い。
    音楽も古典音楽の演奏場面がでてきたりと違和感がない。

    日本語字幕があり、筋はわかりますが、
    ロシア語は、よくわからないです。
    お願いしたいのは、英語か日本語の吹き替えとがあると嬉しい。

  • たまらんなぁ

全21件中 1 - 10件を表示
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×