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- / ISBN・EAN: 4900950236107
感想・レビュー・書評
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何度ナチス関連の映画を観ても、無意味に無残に人を殺す意味が理解出来ない。
そんな戦争映画が沢山あるにも関わらず、懲りずに新しい戦争がまた始まるこの世の中。
最後のドイツ将校を見ていると、人に優しくしたことはいつか自分に返ってくる(かもしれない)。
立場が逆転することなんていくらでもある世界、徳は積んでおこうと思った。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ラーメンズが好きなので、解任されたときは憤りを感じたりもしたが、この映画を観たりするとまた違った感情になる。
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なぜ、人はここまで残酷になれるのか!
過酷な状況でも希望を心にもてるか、自分の心にヒトスジの明るさをもてるか…
人生を生き抜こうと強く感じた映画のひとつ。
ぜひ〜 -
ユダヤ人が何をしたというのか…。基本静かな映画だからこそ、爆撃や銃声が際立ち、だからこそその音が止んだ時の静けさに息ができなくなる、つらい…。
『夜と霧』でフランクルは、収容所の絶望の中でもどう生きるのかについてを述べていたが、シュピルマンの逃避行を観ると“生き延びる”ことへの根源的な意思を感じた。 -
こういう映画は見るのが辛い.
何度見るのをやめようと思ったか.
かなり政治的に主張の強い映画でもある. -
この映画の良さがわかるのは、後半に出てくる廃屋でのドイツ将校との出会いから。あの当時、ヒトラーの選民思想やホロコーストに嫌悪感を抱いていたドイツ人もいたことも確かだろう。もちろん、その暴走を許し、自らもその歯車となった時点で、彼らの責任は免れない。そんな状況下でも、「シンドラーのリスト」のようにドイツ民間人が多くのポーランド系ユダヤ人の命を救った例のような、人間の「良心」による善行が少なからず行われていたことも事実。しかし、自分たちが託した力(ナチス)が、結局はそれをコントロールできないほど狂暴化させてしまった人間の愚かさを歴史の記憶遺産として万人の心に刻んでおくべき作品です。
撮影の方は、おそらく監督が細部にこだわったため膨大なフィルムが存在したものの、商業的な上映時間を考えると編集せざるを得ない、そのために不自然な小さなカット割りが多くなったのだと想像します。
『戦場のピアニスト』(原題: The Pianist)は、第二次世界大戦におけるワルシャワを舞台としたフランス・ドイツ・ポーランド・イギリスの合作映画。2002年公開。
ユダヤ系ポーランド人のピアニスト、ウワディスワフ・シュピルマンの体験記を脚色して映像化している。
カンヌ映画祭では最高賞であるパルムドールを受賞した。アメリカのアカデミー賞では7部門にノミネートされ、うち監督賞、脚色賞、主演男優賞の3部門で受賞した。 主演のエイドリアン・ブロディはこの作品でアカデミー主演男優賞を受賞した。
原作であるノンフィクションは戦争直後のポーランドで『ある都市の死』の題名で1946年に刊行された。冷戦下のポーランドでは、主人公シュピルマンを救ったのが旧敵国のドイツ人では好ましくないため、やむなくオーストリア人としたが、ポーランド共産主義政権の手によりすぐ絶版処分となった。以降、1960年代におけるポーランド国内での復刊の試みもポーランド政府による妨害にあい、ポーランド国内外で再版されることはなかった。シュピルマンの息子アンジェイ・シュピルマンが復刊に取り組み、ドイツで独訳版が出版されたのは1998年、イギリスで英訳版が出版されたのは1999年になってからであった。(Wikipedia) -
BSプレミアムシネマで。
淡々と、ポーランドが侵攻され、占領、迫害、強制労働様が描かれる。
生にこだわることの大事さ。生きてさえいれば。