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- / ISBN・EAN: 4932545983288
感想・レビュー・書評
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★★★
またまたオウム。今回は事件から5年後、アレフを立ち上げ。荒井以外にも色々な信者に密着。
事件起こすような奴らには見えないし普通の人。
面白い、この年代のドキュメンタリーはAVにしても良いよね。バクシーシとか平野とか -
<2016/09/05 第七藝術劇場にて>
途中で見てるのがちょっとしんどくなったが、オウムも右翼も近隣住民もやってること同じじゃん…、と見えてくるところが監督の狙いだったか?と思えた。
近隣住民が一番滑稽に見えるのよね。思考停止ね。
右翼の言ってることの方がまともだったり。(でもまぁあの方たちの表現方法には全く共感できないですが。)
オウム自体も(森さんも中で言っていたが)きっぱり解散したほうがいいと思うよねぇ。
そもそもあの出家というか生活態度は、修行というには秩序がなく汚すぎる…。(--;)
体のいい(都合のいい)家出の言い訳にしか過ぎないね。
少なくも何百年も生き残ってる宗教団体を見習ったらどうなの?と言いたくなったね。 -
オウムからアルフへ
群馬の住民と和解してテントの撤去を手伝い、修行の成果を見せるところが印象的 オウムの移転がきっかけで住民同士が仲良くなる、次第に理解する者、怒る者の矛先が本人達で明確でないところが浮き彫りになっていてよかった やりどころがない、責任、対応、怒りが浮遊している -
これは傑作。
弱さに甘え、溺れた信者達、自分達より立場のが弱いことをいいことに、信者に情を持つ、これまた弱い住民達、、
人間の醜い弱さをこれでもかと突きつけてくれる。 -
図書館で借りてきたDVD。
一作目「A」よりよかった。しかし、何が「よかった」のかと言われると難しい。。
一作目は公安という「国家権力」がすごく怖かった。しかし二作目は信者と住民の関係性について考えさせられたというか、監督がなぜこの映画の副題に「世界はもっと豊かだし人はもっと優しい」と付けようと思ったかがよく分かった。実際、一番心に残ったのは監視住民と出家信者の間に流れる「優しい」雰囲気だった。泣けた。
特に信者が他のところに去る前に、親しくなった住民たちを前にして塩水を多量に飲んで吐き出すという彼らの「修行」の一つを「余興」みたいな形で見せるのだが、なんというのだろうか、その「修行」(余興?)を行なう、という行為に元監視住民と出家信者の間に根付いた絆みたいなものが見えたような気がして、だから泣けたのだと思う。
ただ、その後の地域住民のヒステリックな反応は、正直怖いほどで、なぜ人はわかり合うためにお互いの顔と顔を突き合わせ、話そうとしないのか、誰か一人でも「話を聞いてみよう」という人はいなかったのだろうかと心が痛んだ。
右翼との会話については、先に「A2」という本を読んでいたのでどういういきさつがあったかは分かったが、映画を見ただけでは正直何が起きたのか分からなかったかも知れないと思う。
あと前作にも増して監督自身が相手の言いにくいところをズバッと言って答えを導き出す手法を使っているが、これはこれでいいかなと思う反面、これ以上この手法を使うと「またか」と思われるだろうなとは思う。
ただ前作も今作も監督はオウム自身にかなり強い質問を投げかけている。それはわたしも知りたいところではあったし、逆にそれに対して明解な答えを持っていないか、言葉では表現することができないことなのかも知れない、と思った。
そこが(当たり前のことだが)「べったり教団寄り」ではないことが分かるし、映画を見ずに批判だけした評論家などはこの作品について語るべきではないと思う。
また、松本サリン事件の被害者である河野さんとの謝罪のときの教団の対応を見ると、どう言えばいいのだろう、一体あなたたちは何をしに来たのか、これまで何を考えてきたのか、と言いたくはなったが、でも本来現世と縁を切った出家信者がそれを考えるべきことなのか、と思ったりする。確かに河野さんはとても優しいし、そしてとても厳しい。謝罪に来た信者に対してここまで考えてくれる人はそういないだろう。そして彼らはその優しさに対して甘える一方で、自分たちのすべきことを真面目に考えてはいなかったようにも感じる。
考えが二転三転するが、これだけの社会問題を起こした団体は、例え宗教団体で現世から縁を切って出家したといえども、だからといって修行だけに励んでいればいいということではないんだろうな。彼らが実際に事件を起こした信者ではないにしても「団体」として社会に対して何かアプローチしなければ教団はずっとこのままなのだろうか。
しかし、今現在で考えると、結局どういうことがあったとしても、この問題は時間と共に風化していっているのは確かで(被害者や被害者家族にとっては違うだろうけど)、今、あの「オウム出て行けデモ」をした住民はどんなことを考えてるんだろう、と少し思わないわけでもないのだ。
結局は誰がなぜこういう事件を起こしたか、全く謎のままで、このまま風化して終わってしまったのだ。今も「アレフ」には定期的に警察か公安かは知らないが教団の中に入って検査しているようだし、しかしマスコミはもうそんなことは報道しない。わずかに教団のウェブサイトでそのことを確認できるのみである。
本当にこれでいいのだろうか?という気がしてならない。 -
Aに続いて見ました。
こちらは教団施設と地域住民の対立。
そんな中どこの場所でも対立が当たり前だと思っていたのに、1箇所で対立はあったもののなかなか良好な関係を築いていて衝撃でした。
そのなかでも信者がオウムを脱退すれば受け入れるよという件がとても印象的でした。
神奈川県警と右翼の衝突が迫力ありありでした。なんでオウムを守るのかわからない。
AとA2を見てやっぱりわからなく、不思議なのはそれでも教団に居続ける人がたくさんいること。
そしてひとつのことをここまで信仰することのできるものがあるのが逆にすごい。 -
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