クイック&デッド [DVD]

監督 : サム・ライミ 
出演 : シャロン・ストーン  ラッセル・クロウ  レオナルド・ディカプリオ  ジーン・ハックマン  ロバーツ・ブラッサム 
  • ポニーキャニオン
3.03
  • (3)
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  • (57)
  • (13)
  • (3)
本棚登録 : 145
感想 : 23
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988013610507

感想・レビュー・書評

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  • ネットで視聴(英語字幕)。

    シャロン・ストーンがガンマンに扮する西部劇。
    オーストラリアの俳優ラッセル・クロウのハリウッド初進出作品であるとともに、当時21歳で若手のホープだったディカプリオが登場。
    敵役にジーン・ハックマンという重量級を配した豪華な布陣。

    とはいえ中身はというと、西部のとある町で、年一回早撃ちトーナメントが開催され、女ガンマン・シャロン・ストーンが参加するのだが、競技は実弾で行う真剣勝負で、負けたら即死亡という奇天烈な設定。

    町のボスでこの競技を主宰するジーン・ハックマンは毎年このコンテストを制してきた凄腕で、今年はその息子ディカプリオも勝負に参加。勝ち上がっていくと、当然親子で対決。殺し合う。

    ラッセル・クロウは元ジーン・ハックマンの手下で早撃ちでは引けを取らないが、非情さについていけず、裏切り者として縄で縛られ晒し者にされている。

    父親の仇としてジーンハックマンを狙うシャロン・ストーンは、当然の流れでラッセル・クロウと組むことになる。

    意外と評価の高い映画で、それなりに面白い。

    シリアスモードで映画は進むのだが、設定が設定だけに、そう真面目にやられても困るなあという思いが付きまとう。
    ジョークなんですよと監督が思っているふうでもなく、筋立ても演技もあくまで真剣。
    このアンバランスさが妙に居心地が悪い映画である。

    ●映画の英語

     The Quick and the Dead

    さっと銃を抜いて、相手を殺してしまうという意味から早撃ちのことをいうのかと思ったら、まるで違った。「生者と死者」という意味。

    英語の成語やことわざ説明したサイトThe Phrase Finderによると、古い時代のquickにはspeedの意味はなく、aliveという意味で用いられていた。quickenという動詞は生を授かるという意味で、胎児の母親の体内の胎動はquickeningといった。
    古い聖書では、The Quick and the Deadという表現が、「神だけが生者と死者を裁くことができる」という文脈で、数か所用いられている。

    欽定訳聖書( King James' Version 1611年)では、

    Who shall give account to him that is ready to judge the quick and the dead.

    現代のquickには、aliveの意味はない。
    ちなみに現代版聖書(Revised Standard Version 1956年)の同じ個所は、

    but they will give account to him who is ready to judge the living and the dead.

    (彼らは、生きている者と死んだものとを裁こうとしておられる方に、申し開きをしなければなりません。ペトロの手紙1 第4章5:新共同訳)

  • 独裁者が支配する西部の町に現れた流れ者風の女が、早撃ちトーナメントに参加する仇討ちもの。
    主人公がかっこいい。

  • 赤いインクで偽装って、あまりにわざとらしいが、開き直っている映画なので許せてしまう。
    個性的なガンマンたちの決闘。次の瞬間どちらかが倒れるという緊張感。

  • 1995年 アメリカ映画
    シャロン・ストーン主演

  • サム・ライミ監督、シャロン・ストーン主演の西部劇。ストーリーに凝った趣向はなく、1対1の早打ち銃撃戦で、親の敵を晴らすという単純にして明快な内容です。
    銃撃戦のシーンはそれなりに緊張感や迫力があって良かったのですが、個人的には少々ストーリー展開が地味かなぁと思いました。もう少し、登場人物の背景や心情が描かれているともっと良い内容になったような気がします。ただ、豪華キャストが揃う中で、ジーン・ハックマンの悪役っぷりが見事でした。

  • 別途

  • シャロン・ストーンが制作に名を連ねていたので、カウガール役は彼女の希望だったのでしょう。しかし、男社会の西部劇に妙に肩ひじを張った女ガンマン(ウーマン)の姿はシリアスに演じれば演じるほどパロディっぽくなってしまうのも仕方がない。(葉巻をふかす、気取ったセリフ、宿屋の親父を殴り倒す・・)もっと女性ガンマンらしいしなやかさとウィットで渡り歩くキャラ設定の方がよかったのでは・・
    早撃ち大会の参加者が出そろうところは面白かったが、もう少し前半で各人物描写があった方が感情移入できたのかな。
    ラストも実力差がありながら・・

  • 設定がどうも・・ ディカプリオの姿のみを見た。

    1995アメリカ
    2018.7.27レンタル

  • まだ声が高くて若々しい少年レオ様を拝める貴重な一本。
    女ガンマンが悪の市長に復讐を果たす為、町の早撃ちトーナメントに参加するって単純明快な話。
    豪華キャストの割に出来がお粗末、、と多くのレビューで叩かれているようだけど、
    レオ様以外なにも期待しないで見たので気楽にそこそこ楽しめた。
    弾が頭を貫通してキレイに風穴が空いたシルエットだとか、所々チョケた演出がサムライミらしさなのかな?

    なにはともあれレオ様かわいい。

  •  ガンマンたちによる早撃ちトーナメントが始まった。女ガンマンは復讐のために参加する。
     シャロン・ストーンといえばセクシーな肉体とあの目ですよ。とにかく魅力的なんです。そこに小山茉美さんの声が重なるんですから、いやー、参りましたね。最高です。
     ディカプリオ様の美男子ぶりもたまりません。他にも豪華な役者が勢揃いしており、かなり贅沢な作品です。しかし、物語に厚みが無いので物足りなさもありました。ひたすら早撃ち対決を描いているので、エンターテインメントとしては良いと思います。ガンマン一人一人の個性が色濃く表現されていますので、それを楽しめる作品でもありますね。

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