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- / ISBN・EAN: 4934569618986
感想・レビュー・書評
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原作読んでません。
面白かったかは別として、スゴく過激で印象に残る映画です。展開も速くてついていくのが大変でした。日本映画の中でこれ程印象的なものはないんじゃないかと思います。「骨まで愛して」を聞くたびに怖いです。 -
序盤の展開はかなりアツくて、これは期待できるんじゃないですかね!となるわけですよ。この狂気感はちょっと藤原竜也向けじゃねーかと思ったけど、松田龍平かぁ。時代は変わった。
ともあれ、ダスキンの先にナイフくっつけて原チャリで突き刺すのとかは悪くない。現代の騎馬武者じゃ。利根川を渡ると、そこは群馬だった、というのも、まぁそれもまた良し。
なんだけど、終盤から微妙にシリアスになって、最終的には、はいここから松田龍平さんの時間です、てな感じでねぇ。
いやもう一歩なんだけども、残念。 -
面白かったです。
原作よりかなりまとも。映像はここまでか…!
若者vsおばさん、昔は若者にわかる…となっていたけど、今やおばさんたちに共感します。
というか、おばさんおばさん言ってるけど、ミドリ会は30代設定…辛い。
「進化を止めると誰でもおばさんになる」は今も胆に命じています。
イシハラの松田龍平さんもノブエの池内博之さんも若い。安藤政信さんは顔がいい。
村田充さんの安定したヤバイやつ感。。でもボンテージ姿はさすがでした。
ミドリ会のヘンミミドリの岸本加世子さん絶妙な可愛さ。スズキミドリの樋口可南子さんかっこいい。「ごきげんよう」と武器を発射するの、イイね!となりました。おふたり、上手い女優さんでよかった。
市川実和子さんの女子大生、原作ではかなりひどい外見描写のキャラなのですが市川さんめっちゃ可愛くて好きでした。
原作エピソードはかなり削られてて(細かい事やってたら収拾つかなくなるのはわかります、偏執的なので)、なんなら生き残るのはイシ君だけではないので、原作また読みます。
狂っている文章が好きで、句読点あまり無いので読み始めると止まらなくて危険なのですが。
しかしほんと、何故これを映画に出来てしまったんだろうか。すごい。
原作も大変ですが、更に大変な続編があって、こっちはさすがに映像化は無理だと思います。これこそ。。国際問題です。 -
退屈な毎日に飽き飽きしていたオバサンと無気力大学生が殺し合いを始めて生きる活力を見出していくというブラックコメディ。シュール過ぎるラストに度肝抜かれたw 村上龍原作らしいけどこれを映像化した監督制作スタッフ凄いと思う(笑)見所はopのピンキーとキラーズの恋の季節の龍平のつけ睫毛と安藤政信の放尿しながら惨殺されるシーンwww必見(笑)
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2010/
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村上龍の同名小説が原作。主演に松田龍平、共演に安藤政信や池内博之など当時はまだ若手の俳優陣を起用している。
“とある若者が通りすがりのオバサンを刺殺したことから、彼らが属する若者集団とオバサン集団の間で報復殺人合戦が展開、ついには自衛隊から武器を調達するなどエスカレートしていく・・”
予備知識はほぼ無しで観たがブラックコメディーで面白かった。副題はガキvsオバサン、オバサン(ガキ)をぶっ殺せ!といったところ。
内容はただの復讐合戦なんだけど、とにかく復讐の手段がえげつないw 元はといえば安藤政信演じるスギオカが偶発的?計画的?に何の罪も無いヤナギを殺してしまうところから始まるんだけど、とにかく“死”の扱いが軽い。仲間が死んだということよりもどう復讐するかという部分に焦点が当たっており、次はどう殺す?何で殺す?って劇中のミドリ会の面々と同様にその部分にしか目が行かない。
復讐の無意味さとかそういうことを説いているのかとも思ったけど、最後の殺傷兵器でもうこの映画は単純に殺すことを楽しむ映画なんだと解釈しました(笑) 全編に渡って使われる昭和の名曲もある種バカバカしさに彩りを加えていると思った。
何年かしたらまた観たくなりそうな不思議な魅力のある作品。安藤政信ファンはいろんな意味で観といて損は無し! -
シュールだったw
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りゅうへいさんの何とも言えない歌声が聴けるレア映画。
しかし中身はブラックジョークというか、グロいというか。
好き嫌いが相当分かれるけど、あらすじ読めば大体分かるよね。
変態的で独創的でワガママな映画です。