グッド・ウィル・ハンティング [DVD]

監督 : ガス・ヴァン・サント 
出演 : ロビン・ウィリアムス  マット・デイモン  ベン・アフレック 
  • 松竹
4.07
  • (175)
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本棚登録 : 758
感想 : 150
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988105028173

感想・レビュー・書評

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  • T:10
    A:9
    S:9
    C:10

  • いい映画だった。「きみは悪くない」のシーンは涙無しでは見られないはず。ロビンちゃん相変わらずすごく素敵でした。

  • ロビン・ウィリアムズの何かを堪えて微笑む顔の切なさは世界一だと思う。

  • もう何回も観た映画。

  • アメリカ映画「グッド・ウィル・ハンティング」は1997年に公開されたヒューマン・ドラマだ。ハーヴァード大学を中退したエリートであるマット・デイモンが出演している。アカデミー賞で脚本賞受賞作品。

    ウィル・ハンティングはマサチューセッツ工科大学(MIT)で清掃員のバイトをしている。私生活では、友達とつるんでたびたび警察沙汰に巻き込まれるなど素行の悪い人物だ。しかし、彼は数学の才能がずば抜けていて、ある日清掃の途中にMITの黒板に書いてあった数学の問題をあっさりと解いてしまう。出題者のランボー教授は問題を解いたウィルに勉強する空間を与え、週一回セラピーを受けることを約束させる。だが、ウィルの抱えていた問題はとても深刻で一流のセラピストでも太刀打ちできなかった。そんな中ウィルは心理学者のショーンと出会い、彼の影響を受けて心を開き始めたウィルは自らの過去について話始める。

    映画の最初のシーンでウィルが友達と一緒にバーにいるときに、一人のハーバードの学生と口論になる。この学生はいかにもガリ勉で、高校の学校カーストに彼を当てはめたらガリ勉以外のカテゴリーに入ることの先ずないような人物だった。一方、ウィルは彼と同等かそれ以上の知識を持っていながらも、教科書から丸々取り出した知識だけではなく自らの経験を絡めながらも店にいる女の子から電話番号を聞き出した。ウィルがバーで口論となったMITの生徒はおそらくそのまま大学を卒業し就職して普通の人生を歩むのだろう。日本でも、一流大学を卒業したのにオウム真理教に加入してしまった学生たちがいる。国の景気が良く就職先があれば問題はないだろうが、日本でバブルが崩壊したときのように例え一流大学を卒業しても仕事が保障されない場合、臨機応変に対応することができないのだ。日本のバブル崩壊時にウィルがいたら、彼はおそらくアウトローな道を選択しオウム真理教などに入らずに、自分で道を切り開いただろう。今の日本の大学生は卒業後の就職難に困っている。今の時代、勉強ができるだけでは生きていけないのだ。スポンジのようになんでも吸収でき、柔軟に経済不況にも対応できるような人々がこの世の中勝ち抜いていくのかもしれない。

  • マット・デイモン主演
    確かに変化のない人生は楽とも言える。けど現状に甘んじるんじゃなくて、より良い環境を求めないといけない。その為には自分で切り開くしかないって話

  • 主人公のスキルとかトラウマ設定うんぬんよりもベン・アフレックの主人公に対する優しさがじんわり心に染みる 

  • 17.5

    この映画は1997年に公開された。ガス・ヴァン・サントが監督して、マッド・デイモン、ロビン・ウィリアムズ、ベン・アフレックが出演している。脚本は当時無名のハーバード大学の学生だったデイモンが執筆し、アフレックと共に仕上げた。脚本家二人が無名だったために話題を集め、最終的にはアカデミー脚本賞を受賞するに至った。

    ウィル(デイモン)は、天才であるが幼いときに負ったトラウマから逃れることができずに孤独であった。彼の面倒を見ることになる心理学者(ウィリアムズ)は最愛の妻に先立たれて心に傷を負っていた。デイモンは最初は心理学者のショーンを馬鹿にしていたが、次第に彼も傷を負っていると気がつき、交流していく。

    ウィルは、マット・デイモンの人生を投影している。

    アメリカのトップ中のトップが通うとされているハーバード大学の学生だったデイモンは、人生の意味を探すためにハーバードを中退する。ハーバードを卒業していたら、いわゆるまともな仕事に就職できたかもしれないが、映画俳優という道を選ぶ。映画界は、すごくシビアな世界であるがために仕事が常に入ってくるかわからないという意味で不安定だ。今では、ジェイソン・ボーンシリーズによりAランクの俳優としての地位を獲得したスーパースターだ--彼は自分の人生を自分で指揮を執り成功したのだ。

    一方、ウィルは、アメリカのトップが通う有名校マサチューセッツ工科大学(MIT)の清掃員をやっているが数学の難問を解いてしまう。心理学者と心を通わせるようになり、自分が何をしたいのかを考え、葛藤する。彼はシンクタンクで働くか、労働者として生きるか、愛を求めて走るかという選択肢から、愛を選ぶ。作中のワンシーンが象徴的である。ハーバードのバーで、金髪のロン髪のいかにもガリ勉で知識詰まっていますというような学生とウィルが対峙するシーンだ。金髪は、暗記している詩を朗読する。デイモンも同じを詩を朗読して、だから何みたいなことを彼に言う。他人が書いた詩を朗読するだけでは何も意味がないのだ。自分が何かを生み出さなくてはならないのだ。

    デイモンとウィルは二人とも本当に人生をかけてやりたい道に進み、自分たちの人生の舵を取った。この物語はデイモンを深く分析したい人にとっては視聴必須の作品だ。

  • こういう話好きです。君は悪くない、のところでぶわっときました。

  • ようし、勉強でもするか

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