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- / ISBN・EAN: 4988104022745
感想・レビュー・書評
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すげー長い。
まさかまさかの約4時間泥沼劇。
キムタク主演でドラマ化したのは記憶に新しいけど
ただドラマは全く見なかった。
それとはまた違い、この映画は
ベテラン揃いなので安心して観れたってゆーのもあるけど。
話自体は阪神銀行頭取・万俵大介とその家族と財界、政界の泥沼な話。
妻と妾が同居してるのにも驚愕したけど
息子である長男鉄平との確執剥き出し。
娘は著名人や権力者の親族との結婚を勧める。
まるでこりゃ時代劇かなにか?と言わんばかりの
しつこいけど泥沼な話。
まぁストーリー自体は面白かった。
みんな感情剥き出しになることなく
淡々としているので
時に眠くなってもくるけど。
山崎豊子ワールド全開な感じです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
長いです。3時間半くらいある。見るのに疲れてしまいましたが、とにかく俳優陣がこれまたすごい。燻し銀役者勢ぞろいって感じ。知らない人もいっぱい出てた。仲代達也が自分の思い通りにならない鉄平の苦悩を抑えた演技で表現してて素晴らしかった。万表大介の野望も、政界からすればただの駒に過ぎないところが空恐ろしかった。時代的には古いかもしれないけど、原作を読みたい。
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20151206
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BSフジ。
う~む・・・重厚すぎた。
もちろん佐分利さんの説得力半端ないんだけど、個人的には他の役者さんの方が・・・・(←好みの問題)
山崎原作を大事にするのも分かるけど、映画的ケレン味のある脚色はあっていいと思う。 -
武雄などを舞台とした作品です。
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リアルタイムで流れていたときは、はっきり言って、食わず嫌いで観ていなかった。
キムタクは決して嫌いではないんだけれども、時代物に弱い、しかも近代は特に。
けれども実際に見てみると、激動の時代に蠢く男たちの野望が活き活きと描かれていて、
苦手意識をすっかり払拭してくれた。
特に、キムタクを囲む脇役陣の演技の手堅さに拍手。
もちろん、それを真っ向から受け止めたキムタクもすごい。
しかしラストは賛否両論分かれるところだろう、現代的には。
鉄平は死ぬべきだったのか?
だが、最後の台詞、「どうして俺は明日の太陽を見ないのか」に
すべての迷いと決意と遺志が含まれているようにも思える。 -
旧バージョンの華麗なる一族。
田宮二郎にほれぼれですよええ!
すっごいいい映画みたーと心から言える作品。
最後に、耐えて耐えた、万俵寧子の言葉と
高須相子の去就は見物だった。
今年の新年にあってたやつは万俵鉄平(長男)視点だったが
どちらかというと万俵大介(父)の視点よりで
群像劇でいて、重厚さがあってなんともいえなかった。
京マチ子が妖艶でステキ過ぎて☆が5。
んで、目黒祐樹もでてたのにおどろいた。