- Amazon.co.jp ・映画
- / ISBN・EAN: 4580120510338
感想・レビュー・書評
-
かつてNHKで放送されていた頃からの大ファンです。母親がよく観ていたので、その影響です。(笑)その昔、NHKのさよならシリーズが始まった時はとても悲しかったのですが、その後、日本テレビの水曜・金曜ロードショー枠で再開された時は狂喜し(笑)、試験勉強そっちのけで観ていた思い出があります。(笑)現在では順番にBS・CSのどこかのチャンネルで再放送されており、人気がいつまでも継続しているのは喜ばしい限りです。今回の旧シリーズ全話は何度も観ているのですが、いまだにテレビ放映されていると観入ってしまいますね。(苦笑)
倒叙物ミステリーの代表作であり、コロンボの独特なキャラクターをして犯人の方を応援したくなるユニークなドラマ展開と、優秀な構成・脚本による結末の意外性など、全世界に愛され、世代を超えて後世にもずっと楽しまれる名作だと思います。
日本においても数々のパロディや、古畑のような1個のオマージュドラマもあるくらい親しまれているドラマとなっていますね。そしてやはり日本人としては、ピーター・フォーク+小池朝雄の完璧な組み合わせも忘れることができない。(本DVDでは「策謀の結末」のみ小池版でなく残念)「ミセス・コロンボ」と言っているのを「うちのかみさん」と翻訳したのは誠に秀逸。
このドラマの思い出は数々ありますが、思い返すと自分へもいろいろ影響を与えていて、「別れのワイン」を観てワイン好きになったし、「魔術師の幻想」の数当てゲームや「殺しの序曲」の金貨問題を友人に出してみたり、「策謀の結末」のマネで酒瓶に「ここまで、ここを過ぎず」と印を付けていた思い出があります。(笑)サブリミナル効果なんていう話も「意識の下の映像」で初めて知りました。ベートヴェンの「田園」第4楽章やチャイコフスキーの「ロミオとジュリエット」を初めて聴いたのも、「黒のエチュード」と「殺しの序曲」だったなあ。飲酒ができる年齢になったら、「別れのワイン」のポートワイン「フェリエ」や、「策謀の結末」のアイリッシュ・ウィスキー「フルのアイリッシュ・デュー」を飲んでみたいと思っていましたが、どうやらオリジナルの小道具らしく落胆した思い出もあります。(笑)
シリーズ中、良い作品は多いのですが、自分としては「 野望の果て」「権力の墓穴」「自縛の紐」「歌声の消えた海」「魔術師の幻想」「殺しの序曲」「秒読みの殺人」が好きで、特に「別れのワイン」「忘れられたスター」「策謀の結末」は珠玉の名作だと思っています。
本日、ピーター・フォーク氏の訃報に接しましたが、彼はこの作品の中で永遠に輝き続けることでしょう。「ピーター・フォーク アズ コロンボ」
謹んでご冥福をお祈りいたします。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
改めて確認含めて45話までではなく69話まで観た(U-NEXT)。むかし好きで観ていたけど見逃しているのないかと思ったけど結果全部観てたw
-
冷酷でプライドの高い犯人を、風采の上がらないよれよれ刑事が追い詰めるのが、何とも小気味いい“コロンボ”シリーズ。まあ、ミステリ的には出来がバラバラなんだけど、キャラの濃い脇役とか、コロンボの犬とか、あらーこのひと他の話にも出ていたわとか、見どころは沢山あります。おすすめは「別れのワイン」「白鳥の歌」「祝砲の挽歌」。犯人とのやりとりが面白い「死の方程式」「黒のエチュード」「意識の下の映像」「歌声の消えた海」「忘れられたスター」などもよく観ます。コロンボって結構、愛妻家だよね。
-
古かろうが、いいものはいい。刑事ものの最高峰だと思う。
物語の冒頭が犯人目線で始まり、トリックまですべて明かされた上で、刑事コロンボがこれを捜査するという形式が全編に渡っている。
犯人の残した証拠や証言の矛盾が、コロンボが犯人を尋問する中で明らかになっていくのが本当に楽しい。ひたすら「理」で犯人を追い詰めるヒーローは僕の憧れだ。
科学捜査班などの名がついたドラマが人気のようだが、やはり刑事ドラマの醍醐味は、刑事と犯人が一対一で行う駆け引きや騙し合いにあるのではないだろうか。
僕が見たいのは、 パソコンで証拠を分析する刑事ではなく、犯行を否定する容疑者への聴取が終わった後、帰るふりをしていきなり振り向き「そうそう、もう一つだけ質問をしてもよろしいですか?」と尋ねる、あの慇懃な中年刑事だ。 -
傑作です。一家に一枚です。
-
やっぱり好きです。
-
セット。高い! …でも一枚辺りの単価を思うと安い! …ので、コロンボ・ファンなら買いです。「ウチのカミさんがね…」「あ! も一つ! もう一つだけ!」……小池朝雄節も堪能できれば吹替ナシでP.フォーク氏の演技そのものだって堪能できる。毎日観ても飽きません。1日1話なら1ヶ月以上保ちます♪
-
待ってましたの再発売!残念なのは、作りがいまいちなのと、黒のエテュードの特典ディスクがないところ。それ以外は文句なし!
-
高いけど欲しい...。
やはり小池朝雄氏の声がたまらない。