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- / ISBN・EAN: 4560242140392
感想・レビュー・書評
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卵を守っている時の曲がとても印象に残ってる。エリミーシモン。
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ぶっちゃけていうと、動物物のドキュメンタリーは好きで、普段から観ていたので真新しさは全く感じなかったが、それでも泣いた。
特に、卵が生まれてからオス・メス交代で卵を温める際に、うまく行かずに取りこぼしてしまい、卵がダメになってしまうところ。
このときのカップルの表情が、なんとも「信じられない」といった感じで、悲しくて仕方ない。
孵化してからも、嵐に抗えず命を落とした我が子を前に悲痛な鳴き声をあげる姿にも号泣。
また、子供を失った親が別の子供を奪おうとする行為など、やりきれない。
昨今、児童虐待のニュースを見るにつけ思うこと。
「動物以下だ」---。 -
ずっと見たかったんですが、なかなか見れなくて最近やっとみました。
いやー素晴らしい
これはもうレンタルだけでは駄目です。
買います。
皇帝ペンギン凄いです。
子ペンギンは異常に可愛いです。
何度リピートしても飽きません。
ただフランス映画にありがちななんだかむず痒くなる表現が、個人的に苦手です。
字幕だとペンギンがフランス語、違和感あります。
(ペンギン、日本語もしゃべらないてゆったらそうなんだけど。。吹き替えは神木隆之介くんです)
私の夢は将来ペンギンを飼う事です。
かれこれ10年近く抱いている野望です。
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映像は素晴らしいが、オープニングから途中の歌とBGMが合わないのと、音声があざとい。
一人称と三人称がごっちゃで何がしたいのかわからない。もったいない。 -
南極に住む皇帝ペンギンの、過酷で健気な産卵までの日々を撮った映画。
なんか可愛らしく歩いてますけど、やっぱり生存環境は過酷なんですね。
オスの少なさによる繁殖競争の高さと、寒さによる産卵の大変さ。数十秒卵を温められない時間があれば、すぐに凍って割れてしまうほど。また、空腹を満たすためようやく海に入り餌を探す母鳥を、水中で待ち伏せするアザラシも。
そして数ヶ月の孵化を経てようやく孵った雛も、空腹と寒さで簡単には生きられない。ペンギンの愛らしさと、美しい南極の風景、そしてそれを際立たせるほどの自然の残酷さ。擬人化してる部分はあるけど、ドキュメンタリーの良さは失われていないと思います。南極に住む皇帝ペンギンたちの厳しく美しい冬を感じました。 -
皇帝ペンギンが交尾して、子どもを育てるまでの流れを記録したドキュメンタリーなんだけど、すごかった。
ゼロ年代になんだか知らないけど流行ったネイチャー系の一つであるが、そういうネイチャー系のドキュメンタリーのポイントは、そこで何が映ってるかとかに留まらず、「ていうかこれ人間が撮ってるんだよな」って思いを馳せることにある。
というのは、南極で何ヶ月もかけて、かなり無理ゲーみたいな感じの子育てをするペンギンの姿に対しては、当然「すんげえ生態してんだなこいつら」とは思うし、あるいは「こいつらもっと有効な進化とかなかったのか」とか言いたくなったりするし、まぁ単純にかわいいので、それはそれで良いのだが、しかしそのペンギンの生態を緻密かつ美的に撮影した映像の背後には、決して映らないながら常に人間がいるわけで、そう考えると映像の中身以上に「すんげえ撮影してんだな」と思うわけである。そこに感服する。
もちろん、ペンギン本体に関しても良い。
ところで、この映画の難点としては、ペンギンの生態についての視点が、人間的なものを中心にしているところである。すなわち、人間としての視点をペンギンに投影しているということ。特にペンギンは二足歩行もするので、なんだか人間みたいに見えるのはよくわかるのだが、それはそれで問題がある。
たとえば、人間社会(というか西洋先進国社会)で概ねスタンダードっぽい「一夫一婦プラス子どもによる生活」みたいな枠組みなどが、ペンギン理解の際の物差しになっているところ。実際、ペンギンの世界でも同性愛カップルとか少なくないらしいんだけど、そういうものはこの映画では存在しないことになってる。
まぁ同性だと繁殖しないからこの映画のテーマ的に仕方ないかもだけど、これでは「普遍的なカップル像」みたいな人間のファンタジーをペンギンを通して再生産してしまいそうではないか。
いや、それに限った話じゃないけど、しかしペンギンの生態はペンギンの立場に立って考えないといけない、とも思うのである(考えてもよくわからんが笑 -
求愛し、くちばしを重ねる姿は。
お互いの体温を感じ。
共にココに居られる事への感謝の気持ちでもあり。
これまで誰も見た事のなかった姿に。
美しさも。
儚さも。
生きるという事。
家族になるという事。
大切に想う相手の為にこの身を守って、全力で。
命をかけた戦いがあり。
ひたむきに。
真っ直ぐに。
思いは一つで。
生きる事への闘いは、時に残酷で。
時に奪い合い。
生きるか。死ぬか。
突きつけられた現実は、2か月に及び我が子を守り。
突風や吹雪にさらされても。
物申す事なく。
自然と共に。
あるがままを受け入れ。
今自分が出来る事への精一杯の思いが溢れていました。 -
ペンギンの可愛い姿でも見て和むか~なんて、軽い気持ちで借りてしまったが、映画を観終わった後は、とてもそんな軽い言葉は吐けなかった…。
過酷すぎる南極大陸での寒さと飢えの戦い。容赦のない弱肉強食の世界。そんな中でも必死に生き、子孫を残し続ける皇帝ペンギン達の姿を見ると、地球に住む同じ生き物として尊敬の念さえ覚える。
志○どうぶつ園的ノリは一切ない、皇帝ペンギンのリアルに迫ったドキュメンタリー映画…という感じである。