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- / ISBN・EAN: 4988102033330
感想・レビュー・書評
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1985年公開。
今は亡き
伊丹十三監督の最高傑作にして、
日本映画史上に残る
コメディ映画の金字塔♪
トラック運転手の男たちが
つぶれかけたラーメン屋の未亡人タンポポに惹かれ、
日本一の店にするために奮闘する
人情コメディです(^_^)
でコレ、
なぜか日本より
アメリカで
カルト的人気を誇る作品なんスよね〜(笑)
(一躍ラーメンブームが起こったそう)
自分はこれを観ると、
いても立ってもいられないくらい
とにかく激しくラーメンが
食べたくなります(笑)!!
日本一の店にするため奮闘する
タンクローリーの運転手ゴローに扮するは
山崎努、
仲間の運転手には
若き日の渡辺謙!
しがない女ラーメン屋の店主タンポポには、
もちろん宮本信子♪
実は本編とは関係ない
食べ物をめぐる
サイドストーリーが
めちゃくちゃ面白い映画で(笑)、
冒頭の正しいラーメンの食べ方のシーンなんて
何度も真似したなぁ〜♪
他にも
フランス料理店での
笑えるエピソード、
死にかけのお母さんが作る
チャーハンの話
(泣けます!)、
津川雅彦の
スーパー店長VS
なんでも揉み揉みするおばあちゃんの話
(爆笑です!)、
チキンライスにオムレツを乗せ、
中を開くと
トロトロの卵が出てくる
タンポポオムライス、
グルメなホームレスや
食べることが大好きなご隠居などなど、
印象的な名シーンが
ズラリ!!(^O^)
ラーメンと
ウェスタンを繋げた発想が
とにかく素晴らしく、
まるで西部劇の名作
『シェーン』のように目的を遂げ
またブラリと去っていく男たちに
シビれること間違いなしです!(>_<)
あとコレは
伊丹監督がかなり確信犯的に撮っていると思うけど、
全身白のスーツに身を包んだ
まだ若き役所広司と
黒田福美の、
卵の黄身を使った
エロチックなラブシーンに代表されるように、
実は食べることって
エロティックだと教えてくれたのも
この映画でした(笑)(^_^;)
食べ物が出てきて
幸せになれる作品が好きなら、
是非是非♪ -
観終った後にじわじわ良いものを観たなぁーという気分になった。
お金持ちもホームレスも、着飾っている大人もいじめられっ子も、
どんな人も生きている間は「食べる」ことから逃れられない。
エンドロールの映像を見て、そのメッセージはとても強く伝わった。
話の本筋とは関係ない細かいエピソードにもこだわりを感じる。
それにしてもこんなにお腹の空く映画だと思わなかった。
とりあえず今日のお昼はラーメンにします。 -
他の人のレヴュー見てて、この映画を見つけ、あ、そういえばオレも見たことある、って思って、ブクログに登録した。
これは、「ラーメンウエスタン」っていう設定が、冗談ぽくて、おもしろかった。
TVでもグルメ番組みたいなのが増えて、日本全国でグルメにうつつをぬかす人たちが出現した時代だったと思う。
食べることについての風刺が効いていた。
山崎努が良い演技してた。
印象的なのは、イタリアンレストランで、食事マナーみたいなのを教えてる最中に、同じレストランの隅っこで、イタリア人が、マナーに反する下品な食べ方をしてたり。
男と女が、口移しで生卵の黄身を崩さず何度もやりとりするカットは、エロティックなものを表現しているんだということは分かったけど、オレは、全く何も興奮しなかった。
伊丹十三の死は、本当に痛ましい。
大島渚や、他の友人たちが証言してる通り、彼は殺されたのだ。
誰が伊丹十三を殺したのか?
彼のような勇気のある芸術家を殺すなんて、絶対に許されることではない。絶対に許してはならない。 -
ラーメンの物語だとしか知識はなかったが、
西部劇だったとは!w
食と性、生と死。
人間の果てしなく本質的な欲求を、
こうもコミカルに、
しかし象徴的に、
面白おかしく真剣に映画として昇華できることに、
伊丹十三がいかに唯一無二かというのが感じられ、
今回も堪能できた。 -
雨の降る夜、タンクローリーの運転手、ゴロー(山崎努)とガン(渡辺謙)は、ふらりと来々軒というさびれたラーメン屋に入った。店内には、ピスケン(安岡力也)という図体の大きい男とその子分達がいてゴローと乱闘になる。ケガをしたゴローは、店の女主人タンポポ(宮本信子)に介抱された。彼女は夫亡き後、ターボーというひとり息子を抱えて店を切盛りしている。ゴローとガンのラーメンの味が今一つの言葉に、タンポポは二人の弟子にしてくれと頼み込む。そして、マラソンなど体力作り、他の店の視察と特訓が始まった。タンポポは他の店のスープの味を盗んだりするが、なかなかうまくいかない。ゴローはそんな彼女を、食通の乞食集団と一緒にいるセンセイという人物に会わせた。それを近くのホテルの窓から、白服の男(役所広司)が情婦と共に見ている。“来々軒”はゴローの提案で、“タンポポ”と名を替えることになった。ある日、ゴロー、タンポポ、ガン、センセイの四人は、そば屋で餅を喉につまらせた老人を救けた。老人は富豪で、彼らは御礼にとスッポン料理と老人の運転手、ショーヘイが作ったラーメンをごちそうになる。ラーメンの味は抜群で、ショーヘイも“タンポポ”を町一番の店にする協力者となった。ある日、ゴローはピスケンに声をかけられ、一対一で勝負した後、ピスケンも彼らの仲間に加わり、店の内装を担当することになった。ゴローとタンポポは互いに魅かれあうものを感じていた。一方、白服の男が何者かに撃たれる。血だらけになって倒れた彼のもとに情婦が駆けつけるが、男は息をひきとった。--やがて、タンポポの努力が実り、ゴロー達が彼女の作ったラーメンを「この味だ」という日が来た。店の改装も終わり、“タンポポ”にはお客が詰めかけ、行列が続いた。ゴローはタンクローリーに乗ってガンと共に去っていく。
伊丹十三監督が、「食」にこだわって作ったラーメンウェスタン映画。
タンポポが経営するラーメン屋をトラック野郎のゴローとガンの指南で評判の良いラーメン屋にしていく奮闘を描くメインのストーリーと、「正しいスパゲッティの食べ方教室」「食べ物にいたずらをするお婆さんと被害にあった店の店長の攻防」「女を愛撫するように食にこだわる白服の男」など「食」にまつわる奇妙なサイドストーリーが絡み合わないので、間延びした語り口に思える。
伊丹十三監督の「食」へのこだわりが見えるグルメ映画。 -
わーこんな映画だったんだっけ?
覚えているところは、最後に全員がスープを飲み干すところと、生卵の黄身を行ったり来たりさせるところ。
いったいいつ観たんだろう。
宮本信子がかわいい!
役所広司が若い!
あ、あれ洞口依子だったんだ!
いろいろ発見もあった。 -
制作年:1985年
監 督:伊丹十三
主 演:山崎努、宮本信子、役所広司、渡辺謙
時 間:114分
音 声:日:モノラル
雨の降る夜、タンクローリーの運転手、ゴローとガンは、ふらりと来々軒というさびれたラーメン屋に入った。
店内には、ピスケンという図体の大きい男とその子分達がいてゴローと乱闘になる。
ケガをしたゴローは、店の女主人タンポポに介抱された。
彼女は夫亡き後、ターボーというひとり息子を抱えて店を切盛りしている。
ゴローとガンのラーメンの味が今一つの言葉に、タンポポは二人の弟子にしてくれと頼み込む。
そして、マラソンなど体力作り、他の店の視察と特訓が始まった。
タンポポは他の店のスープの味を盗んだりするが、なかなかうまくいかない。
ゴローはそんな彼女を、食通の乞食集団と一緒にいるセンセイという人物に会わせた。
それを近くのホテルの窓から、白服の男が情婦と共に見ている。
“来々軒”はゴローの提案で、“タンポポ”と名を替えることになった。
ある日、ゴロー、タンポポ、ガン、センセイの四人は、そば屋で餅を喉につまらせた老人を救けた。
老人は富豪で、彼らは御礼にとスッポン料理と老人の運転手、ショーヘイが作ったラーメンをごちそうになる。
ラーメンの味は抜群で、ショーヘイも“タンポポ”を町一番の店にする協力者となった。
ある日、ゴローはピスケンに声をかけられ、一対一で勝負した後、ピスケンも彼らの仲間に加わり、店の内装を担当することになった。
ゴローとタンポポは互いに魅かれあうものを感じていた。
一方、白服の男が何者かに撃たれる。
血だらけになって倒れた彼のもとに情婦が駆けつけるが、男は息をひきとった。
やがて、タンポポの努力が実り、ゴロー達が彼女の作ったラーメンを「この味だ」という日が来た。
店の改装も終わり、“タンポポ”にはお客が詰めかけ、行列が続いた。
ゴローはタンクローリーに乗ってガンと共に去っていく。 -
「ラーメンウェスタン」というジャンルであることを予告編で学び、一瞬ほほぅとうならされたがとはいえこんなに美味そうな映像の並ぶウェスタンはありえない。1985年の作品ということは阪神が強かった頃だ。
本筋とつながりがあるのかと思わせてほぼ関係ないサブストーリーがばんばんオムニバス形式で埋め込まれているのが伊丹十三がすき放題にやった感じがあってよい。(その数なんと13本とのこと。あ!十三!!)この形式のお陰でここ数年本作以前に発表された作品を通して認識した大友柳太朗、岡田茉莉子、中村伸郎、津川雅彦、原泉、大滝秀治といった往年の名俳優陣に会えることとなり大感激。このラインナップでは黒田福美、役所広司、渡辺謙といったラインは青さがまだ残る。さらに加えて個人的にタイミングのよい「雨あがる」で拝見したばかりの井川比佐志、「スワロウテイル」で拝見したばかりの洞口依子、「続・男はつらいよ」で拝見したばかりの山崎努ときて、そしてオオトリ「眉山」で約10年ぶりの銀幕復帰姿を拝見したばかりの宮本信子とくればその満足度は最高潮に達した次第。
それにしても長崎で敢えてチャンポンを押さえて巡りあった「ねぎそば」のモチーフがここにあったとは! なんという伏線。また行こう。
そんなすばらしい意志が込められたお名前だったとは!
でも、それこそ円軌道の外さ...
そんなすばらしい意志が込められたお名前だったとは!
でも、それこそ円軌道の外さんらしいネーミングだなぁ、
と、すごく納得してしまいました(*^_^*)
ちなみに、円軌道を体感しようと、
説明してくださった通りに右足を軸に回転しようとして
よろけて、猫たちに白い目で見られたのはヒミツです。。。
あはははははは(笑)
↑笑いすぎ?
分かるなぁ〜それ(^O^)
自分はクイックルワイパー
ダンス大会なる...
あはははははは(笑)
↑笑いすぎ?
分かるなぁ〜それ(^O^)
自分はクイックルワイパー
ダンス大会なるものがあれば
絶対優勝する自信あるくらい(笑)
あの掃除道具を持つと
マイクスタンドや
ギターに見立てて
必ず踊ってしまいます(^_^;)
お気に入りの
ノリノリロックかけて、
クイックルを
ギターに見立てて
腰をフリフリ
ワンマンショー♪
それを
ウチのヤミクロが
(黒にゃんこです)
冷たぁぁ〜い視線で
『なぁーに
やってんだかっ(-_-;)』
って
アクビしながら見てます(笑)
変なヤツ〜って
思ってんやろなぁ〜(汗)
YouTubeにアップしてもらいたいなぁ!
もちろん、冷たい視線を投げかける
ヤミクロちゃ...
YouTubeにアップしてもらいたいなぁ!
もちろん、冷たい視線を投げかける
ヤミクロちゃんの映像つきで♪