34丁目の奇跡 [DVD]

監督 : レス・メイフィールド 
出演 : リチャード・アッテンボロー  マラ・ウィルソン  エリザベス・パーキンス 
  • 20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント
3.97
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本棚登録 : 98
感想 : 24
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988142322920

感想・レビュー・書評

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  • 最高にハッピー

  • 感動!名作。
    サンタさんすごすぎ!!
    証明も面白かった。
    オススメできるクリスマス映画。

  • すごくいい映画。名作。
    このテーマなのに、全然子供向けじゃなくて、むしろ大人のクリスマス映画。
    クリスが本物のサンタだったっていうファンタジー的結末に持っていかずに、ただの自分はサンタだと信じてるだけの老人である可能性を残して、奇跡を起こさせる辺りが名作たるゆえん。

  • 物語としては非常に予定調和というか、簡単に結末の予測がつくストーリーです。でもクリス・クリングルという老人がいったい誰なのかをわざと描き切らないことで、想像の余地を残しているところはとても上手いなぁと。

    しかし本作が単なる「心温まるクリスマスストーリー」かというと、さにあらず。中盤で「サンタクロース実在裁判」という奇想天外なギミックが投入され、見事なエンターテイメントに昇華しています。

    主演のリチャード・アッテンボロー、スーザン役のマーラ・ウィルソンの演技も素晴らしく、これは「傑作」といって差し支えないと思います。

  • 理論じゃないサンタクロースを子供や大人が信じている。それなのに裁判にかけられるところがアメリカ。
    みんな信じたいだけなんだよね。でも自分が正気であり正しくなければいけないし不安がある。絶対の保証がほしい。不安と社会と期待のまじったこういう映画が大切で必要だと思った。

    夢と現実どちらもないとこの世界は生きにくい。

  • 今頃観ちゃったメリー・クリスマス!!
    胸が熱くなったり、切なくなったりするいい映画。

    大学の宗教学の授業で紹介されたのを覚えているけど、裁判のシーンぐらいしか時間の都合上観られなかったからフルはたぶんはじめて。

    いやースーザンがとっても可愛くて可愛くて。最後天使かと思ってた自分がちょっと気持ち悪い。でも可愛い!!

    現実と夢、大人と子どもの対立のようで、でもほんとうはそうじゃないよって感じが良かった。
    子どもはいつかは大人になるし、大人はみんな子どもだった。でもそういう当たり前のことは何故か忘れがちになる。全く違う存在のように思ってしまう。

    現実や夢も同じことで、現実をみろよとかいや夢を忘れるなとかどっちかに偏りがちになるけれど、どちらもなくては生きにくい。
    両義的なんだなぁって思えた。クリスはそんな存在。


    裁判のシーンはいいね!
    弁護士と検事が「逆転裁判」(カプコン)のナルホドくんとミツルギさんに見えてきた。いやまあナルホドくんはあんなにスマートでもスタイリッシュでもないけど。
    議論の展開とか。問題点の転換とか。証人がなんでもありとか。最後の逆転の仕方とか。

    このあと大人たちはサンタさんはいるんだよって信じながら、自分の子どものためにプレゼントを準備するんだろうなぁ。いいなあ、そういうの。

  • 中学生の時にこの映画に出会ってから毎年クリスマスシーズンには必ず観ている映画です。
    そしてたくさんの人に見せたい映画の一つでもあります。
    心温まる素敵なお話。観た後に必ず幸せな気分になれます(//▽//)

  •  『ファンタジー』を真正面からドラマ仕立てにしてくれる気風が好きだ。
     日本だと子供向けとされるような題材でも、洋画ではきちんと『作品』扱いされる違いは何なのだろう。
     大人の鑑賞に値する御伽噺というのは確かにある。
     ストーリーは、本物のサンタクロースがデパートのクリスマス商戦に雇われている内に、自分を本物だと名乗ってしまうことから起こる騒動と収束。
     ライバル社の策略で暴行事件の被疑者にされたその老人を救おうと、雇い主の母と娘、女性の恋人である弁護士が奔走する中、『架空の存在を如何に認めるか』という問題が浮かび上がる。
     狂人の烙印を押されて精神病院に送られた老人の為に、彼女らは上司を説得し、マスコミを通して世間に訴えかける。
     “私たちはサンタの存在を信じる”と。
     呼びかけに応じ、アメリカ中の人々が賛同の意を表してゆく。
     商店街・工務者・公務員・街中の子供たちが“我々もサンタを信じる”という張り紙を挙げていくシーンに、思わず目頭が熱くなった。
     夢ある存在を自らの心の中に生かしていこうとする、人々の願望であるような気がして。
     見えないものを信じること、どこかにいるかもしれないと空想すること。
     人は夢見ることで、新しい世界を、歴史を創ってきた。
     何かを思い描くことをやめてしまったら、それはあまりに淋しい。
     作中の裁判にて“あなたは本当にサンタなのか”と問われた老人が一呼吸置いて後、“そう信じています”と静かに微笑んだのは象徴的だった。
     人々が信じることが、彼を生かす糧になる。
     誰もが信じなくなったなら、ソレは消えゆく。
     人々の願望に推されつつも現実的な裁定に迷う裁判官に、少女は進み出て一枚の紙幣を差し出す。
     其処に書かれた一文。
     ――我々は神の存在を信じる――。
     紙幣という国家が発行する公共物に、見えないものであっても立証できなくても、ただそれを信じるという拠り所だけで、人間は神の存在を認めた。
     それを根拠に裁定は下される。
     サンタを信じよう、本物のサンタはこの老人だと…。
     成り行きを見守っていた人々が歓喜に沸いたその日は、クリスマス・イヴ。
     老人は少女と交わしていた約束を果たし、彼女にプレゼントを贈る。
     モノでなく、少女がずっと欲しかった『家族』を。
     ただの御伽噺と見なせば、それまで。
     けれど、こんな優しい空想を一つでも持っていられるなら、信じない人よりも一個分はきっと幸せになれる。
     個人的には、サンタという『名称』の存在はいなくとも、見えないものや聞こえないもの、人に感知できる範疇を越えた存在はいるのではないかと思っている。

  • 手話のシーン良いなぁ。

  • サンタさんは本当にいるの?
    きっと信じている人達には居るんだと思います。
    改めて、信じる事の素敵なことを思い出させてくれるかも。
    子供達と話す優しいサンタさんも、サンタの誇りを汚したと肩を落とすサンタさんも、裁判中のサンタさんも、全部大好き!

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