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- / ISBN・EAN: 4988101121014
感想・レビュー・書評
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とにもかくにも松田優作がかっこよすぎる。もちろんそのために作られた作品なわけだけど。
優作は完全にブルース・リーだな。髪型もモロだし、面長で逆三角形の輪郭も似ている。タッパは段違いだけど(脚長すぎ!)。最後の校長との戦いも『燃えよドラゴン』のハンとの死闘そのものだし。
表情や全身からにじみ出る殺気がすごい。観ててゾクゾクする。さらにときどき狂気すら感じさせる。校長を倒し日本刀で切りつけようとしてなんとか思いとどまったあと、外の鉄柵に日本刀を打ち付けるところなんてまさにそう。
色がめちゃくちゃ黒いけど、地黒? ドーラン?
引きの画になるとどうしてもコータロー(ザ・コレクターズ)とダブる(笑)。まあコータロー自身も相当意識してるだろうけれど。
舘ひろしはまあ新人だからいろいろと仕方ない(笑)。優作との喧嘩シーン、凄みをきかせまくる優作に対して、ふだんは粋がっているものの、どこか怯えたような表情を見せるのは演技なのか地なのか。優作が色黒のブルース・リーなのに対して、舘は色白で目を見開き、唇を血に染めているあたり、バットマンのジョーカーを思い出させた。
女性教師、妹と女性の扱いがひどいのがキツイ……。あの頃はこんな感じだったけど今だったら大騒ぎになるかも。
ツッコミどころはたくさんあるが、なによりも校長室に日本刀の真剣飾っといちゃまずいでしょ! いや、あの頃はとくに問題にならなかったのかも?
ランニングの途中であれこれ悪さするシーン、『マカロニほうれん荘』の文子先生と不良たちのシーンそのものだけど、これが元ネタなのかな? 映画が76年だからありえるな。
クールスが出演してて、この頃はロッカーズ崩れのスリムなファッションだったのが、いつから横浜銀蝿みたいな白のボンタンになっていったんだろう? 「不良」から「ツッパリ」に変わるのと同時期?
ポスターのタイトルロゴ、なんであんな黄色い直線文字になってるんだろう? 本編オープニングの赤いペンキ文字のほうが迫力あるのに。DVDになったときに変更されたのかと思ったら、公開当時のポスターでもあの直線ロゴだった。
オープニングで学校に入る時、エンディングで学校を出る時、スキットルをクイッとやるのがかっこいいね。
映画としては★3だけど、優作のかっこよさで1つ追加の★4。 -
校長悪者過ぎる…!!!!!
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制作年:1976年
監 督:岡本明久
主 演:松田優作、舘ひろし、南条弘二、安西マリア
暴力を制するもの、それは暴力しかないのか―。
新進気鋭の教師・溝口が転任してきた名門私立高校は、落ちこぼれの非行少年グループが荒れ狂う暴力の場でもあった。
赴任早々の溝口にグループのリーダー・喜多条のジャックナイフの洗礼が飛ぶ。
溝口は臆する事なく逆に彼等に鉄拳制裁を浴びせた為に、一時謹慎の身となった。
その間、学園側は、生徒会長・新田を利用して不良グループの壊滅をはかり、さらに自分たちの汚職を揉み消そうとしていた。
溝口の妹・淳子と女教師・花房が何者かに強姦されたのは、そんな事件の最中だった。
そして淳子の自殺…。
怒りに燃える正義の非情教師・松田優作の青春ハードバイオレンス。 -
Youtubeで予告を見て、館ひろしの不良役に笑い、松田優作の教師役におっ、と思いレンタルしてしまいました(笑)
結果として・・期待していなかったのに意外と面白かったです♪
館ひろしと松田優作の絡みがいいですね。
そして松田優作の教師として、兄として・・・とてもかっこいい役でした。
演技のリアルさや存在感がずば抜けています。
彼の存在感や演技が作品をとても面白くしています。
観れば観るほど、松田優作出演作品を観たくなります。
色々な面を持っていて、それを演技に自然にいかすことができて・・この多面性は本当にすごいと思いますね。 -
これもおもろいっ!ビーバップと同じくコッチも愛徳ですw
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劇画チックな作り。生徒は絵に描いた様な不良で、先生は物凄く強い!松田優作の顔がブルースリーに似て蝶