sasaiyoshikiさんの感想
2016年6月26日
隣人の親切=鬱陶しい=怖い 普通は恐怖の対象とされないものが怖い、というロマン・ポランスキー特有の醍醐味がたっぷりと味わえる作品です。 ミア・ファローがどんどん生気を失っていく姿が恐ろしい。 わが子が悪魔ですら愛せてしまう強い母性も、それ自体は高潔なのですが、魂をも売ってまで愛情を注ごうとする姿はやはり怖かったですね。傑作です。