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- / ISBN・EAN: 4547462026941
感想・レビュー・書評
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たぶん半分もこの作品が言いたいことを理解できなかったと思う。
自分にはしっくり来ない時期なんだなと思った作品。
最近は「自分に理解できない感覚がたくさんある」ということを分かるようになってきた。
色々分かっていると「分かってない」と思った上で思っていたことが分かる。
年齢を重ねるのが楽しみなのかもしれない。
ヒリヒリしていたい。 -
相変わらず、アメリカ製作と言えば「カウンセラー」
精神的病理を扱うアメリカの映画。それしかできないのか・・・と思うけど、それがアメリカにとっての一番の問題なのだからしようがないのかも。
それにしても、夫婦関係があまりにもありきたりで、結末も結局はアメリカ的。
あるいはキリスト教的。
浮気をした夫がひどいめにあい、姉妹の愛情は永遠だ・・・みたいな、くだらない通奏低音が響いている。 -
アメリカ南部の町、バトン・ルージュに住むジョンとアンの夫婦は、社会的にも安定した理想的なカップルである。しかしその裏では、ジョンはアンの妹シンシアと肉体関係を結んでいた。そんなある日、ジョンの旧友グレアムが彼ら夫婦を訪れたことから、彼らの欺瞞に満ちた生活が崩れ、内面に潜んでいた自己が次第に浮き彫りにされてゆく……。
登場人物は非常に少なく、ジョンとアンの夫婦、そしてアンの妹シンシア、そしてジョンの旧友のグレアム。この4人を中心に物語が進んでいきます。非常に評価の高い作品だったので期待してみたら少し想像と違っていました。まず、この作品をどう位置付けたらよいのでしょうか。うーん、サスペンスではないような・・・。
ただ、ひとつ素晴らしいのはこの作品、セックスシーンが一つもないことだ。タイトルにまで謳っているから出てきても不思議ではないが、性にまつわる話はするが場面としては一切ない。そこに現れる人間模様を描いている。
まあ、こういう作品もありなのでしょうか。 -
これはいつかのカンヌでグランプリを取った作品で、すごく淡々としてるけど丁寧で自然でなかなかいい脚本だとおもった。文字通り、セックスと嘘とビデオテープ、の話。人間観察してるみたいなものかも。おもしろい。男は魅力を感じた女を徐々に愛するようになるが、女は愛を感じた男に徐々に魅力を見出していく、というのがなるほどって思った。