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- Amazon.co.jp ・映画
- / ISBN・EAN: 4933364691279
感想・レビュー・書評
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ナサニエル・ホーソーン原作『緋文字』の映画化。原作は(たぶん)読んだことがないか読みかけてやめたか。
姦通の罪をおかした女性へスターが罪人として岬の粗末な家に住まわされている。彼女は服の胸のところに「A」という印を付けている。彼女の恋人はじつはその町の若い牧師。また、唐突に彼女の元夫の医師も現れ、設定が判然としなかった。
いまいち楽しみかたがわからなかったが、印象に残ったのが子供たちの描き方。道徳の外、宗教の外、法の外にいる少年少女たちがなんとも自由で魅力的。
それから海。ときに毒々しく不自然なまでの紫に近い青に変わる海。ひょっとして合成?沿岸に浮かんでいた船も偽物っぽかった。
それから音楽。単にアレンジのせいかもしれないけど、賛美歌とブルースが奇妙に融合したへんな音楽が耳について離れない。
……とここまで書いてみて、たしかに無二の世界観ではある。あとは好きになれるかどうかの問題。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
アメリカ東海岸が舞台の小説の映画化が、都合によりドイツ語に統一して吹きかえられている違和感が最後まで気になった。
風景、特に海岸は美しく、癒される。
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