欲望 [DVD]

アーティスト : 板谷由夏 
  • バンダイビジュアル
2.67
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本棚登録 : 58
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4934569625052

感想・レビュー・書評

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  • 悪い意味で印象的な映画でした・・・

    -----
    2016/2/6 鑑賞

    星じゃなくて、この顔文字( ゚д゚)←で評価を付けたいような、そんな映画でした。

    すっぽんぽんになった板谷由夏に謝れ!と言いたいかも。
    完全に脱ぎ損じゃないかしらん。

    登場人物たちが何度か主役の男性のことを、「美しい男」と言うんですが、そのたびに「えっ? だ、誰のこと?」って毎回本気でビックリしていた私。茶化すつもりじゃなく、本気で分からなかった。
    別にその俳優が不細工というわけじゃないんだけど、かと言って特に美しい男だという印象もまったくなく、そもそも美しく見えるような撮り方もしていない。

    しかも、何もかもをすべてセリフで説明しちゃう。
    映像は完全におまけ。背景もセットも俳優も、みんな風呂屋の富士山の絵と化している。
    「好きで好きでたまらない」って言われた時も、見ているこっちは「えっ? そそそーだったの?」って感じ。
    「あー、君といると楽しいなぁ!」ってことまでセリフで言っちゃう。 映像を見ても特に楽しそうにも見えない。

    「美しい男」とか「好きで好きでたまらない」シーンって、監督の腕の見せどころじゃないのかしら?
    そこを楽しく美しくしつこく、フェチ全開で撮らないでどーする、と言いたかった。

  • 生理的・本能的欲求。

  • 作成年と、時代設定の両面で、
    懐かしい感じに作られている印象と、
    俳優陣の若さに、
    なんだか失笑気味になる。
    いかにも文学的というような台詞と、
    物語の展開と、
    あんな精神科医いないしというところに(←そこw)
    全体的に漂う中弛み感。

    大森南朋が若くてエロくて最高っていうところと、
    村上淳が若くてエロくて最高っていうとこだけだなw

  • なんじゃこりゃ...。
    退屈で早送りで観た。

    セリフもヘンだし全てが中途半端で一体なにが描きたかったのかよくわからない。
    エロさもどう表現したかったのか不明。
    そもそも目指した世界観が不明。

    セックス直後の会話より。
    「いった?」
    「・・・・ ウッ! ・・・・ いったわ・・・」

    なによこれ...。時間差でwwこんなことってあるの??

  • 篠原哲雄監督 2005年
    小池真理子原作

    類子(板谷有夏)は、食堂でさばを食べながら 
    ホテルニュージャパンの火災のテレビ報道を見ていた。
    (板谷有夏を一瞬見た時には 桃井かおりかなとおもったほど・・・
    雰囲気は似ているが・・・
    ふーむ。何かが、たりないなぁ。)

    類子は・・・
    ホテルニュージャパンでの想い出をよみがえらせていた。
    『性欲に勝る欲望がこの世にはあるとしても、
    あのときの情事を表す言葉を、私は見つけられない。』

    『もしキャンディを出されたら、食べる誘惑ににている』

    類子は 学校の図書館司書をして、
    道ならぬ恋に身体を焦がしていた。

    生徒が返した・・・本の中に
    しおりの代わりにイチョウの葉があったのが印象的な暗示がある。

    類子は、中学の親友と偶然再会する。
    阿佐緒(高岡早紀)は、フィアンセ袴田(津川雅彦)を紹介する。
    二人は、32歳離れているのだ。
    袴田は精神科医で 阿佐緒の精神的な支えになったのだった。

    結婚パーティに呼ばれた類子は 
    中学の時の正巳(村上淳)と袴田の書庫でであう・・・。
    類子は正巳を好いていたが 正巳は阿佐緒を好いていた。
    類子は正巳に想いを伝えることはできなかった。
    阿佐緒はピアノを弾く少女だった。

    正巳は 家業をついで 袴田の庭に大きなカエデを植えた。
    そのカエデの葉を 類子は持っていた・・
    袴田はそのカエデの葉を 三島由紀夫の本に挟むのだった。

    袴田の出版パーティに・・
    阿佐緒は 赤いスポーツカーを買ってもらった。
    正巳は阿佐緒に 想いを寄せながらも 類子に魅かれていった。
    ただ、正巳には 隠された秘密があったのだ。
    ・ ・・
    阿佐緒は 秘書の初枝と一緒に高速道路の壁に激突して
    死んでしまう・・

    正巳と類子は 激しく抱き合う・・・
    沖縄に二人で旅行して・・・
    海岸で 二人は 海を見ながら

    正巳は
    『じっと二人でいつまでも海を見ていたい。
    二人の目の色が海の色に染まるまで・・・』という。
    そういって、
    正巳は沖のほうに向けて泳ぎだした。
    どこまでもどこまでも、青い海が広がっている。

    (このシーンがいいなぁ。
    これは、圧倒的にいい・・・。
    これで、映画が終わったほうが良かったと思う。)

    12年後・・・
    朗読する人の求人募集を見つけた 類子は・・・
    その仕事に応募した。

    そこで、朗読する本に 思いがけないものを
    見つけるのだった・・・
    それを見て・・涙を流すのだった。
    (類子の朗読がうまくないなぁ。
    ここで、女を上げる 活躍場所なのに・・・。

  • 時代を象徴している高岡早紀の髪型が気になりつつも、映画っぽい雰囲気が良かった。

    高岡早紀って、わがまま気ままな役が似合うな。

    浮気をする男性って、こんなに物分りがいいものだろうか。

    着目点ずれまくりで楽しんだ。

  • 静かで文学的な台詞。
    一般的ではない設定。
    セックスシーンにも色気なく。

    良いところ無しのようだが、
    展開のテンポの良さと、
    ラストがどうなる?の気にかかりさで、
    最低ではない。

  • 本を読んでいるような錯覚を覚えました。
    空気感がステキだった。
    ドラマチックな展開も本のページをめくるように進み、
    クライマックスの静かな満ち足りた空気も
    活字の中に吸い込まれていく感覚と同じで
    静かで深い。あまり感じたことのない映像でした。
    村淳はなぁ????おしい。
    ちょっとなぁ・・・・。
    利重剛さんはよかった。
    実は好きな俳優さんで、初めて見たのはTVドラマの「父母の誤算」
    強烈な印象でした。
    現妻がプリプリのkeyってのは驚きでした。関係ないけど・・・。

  • 艶っぽいシーンが全くいやらしくない、むしろ哀しい

  • NEWS ZEROのキャスターとしても活躍している板谷由夏さんの脱ぎっぷりが素晴らしい

  • テレビ放映で見たのでカットされている部分ありと思われ
    評価は一応しないでおきました。

    見終わる間際、三島由紀夫を思った
    でも、冒頭から三島由紀夫チックだと感じた作品

    最近読んだ本に
    欲望を欠いている、欲望の方向性が見えない人の心の扉の重さが書いてあった
    そして「欲望は感染する」とあった。
    主人公の類子の「欲望」が、諦めていた正己に感染してしまったのか?
    身体を使えないと愛は持続しないとは私は思わない
    類子と同期するからラストは腹が立った
    そう、エロスな映画としていつの間にか見ずに
    単純に映画として見入って入り込んでしまっていた。

    邦画のエロティックな部分は妙に生々しく思えて敬遠がちな私だけど、
    これは敬遠したいエロティックな場面が多く
    途中で見るのを辞めるくらいなはずなのに、
    最後まで引き込まれたのは原作が良いのかもしれない
    原作を読みたいと思った

    板谷由夏さん、彼女の演技が良かったのかな〜
    今まで特に気にしてなかったけれど、彼女だから
    エロティックな部分がリアルに感じ目を伏せたのかもしれない

  • 07.2.14 「性欲にまさる欲望はあるのだろうか」。なんとも言えん切なさ。
    そして美しく官能的。人間の欲望からうまれる汚さだとか綺麗さだとか色々考えさせられる。んー、性欲は深い。

  • わたしは、小池真理子さんの原作を読んでいたからかもしれないけど、本を超えるような気持ちは持たなかったし、持てなかった。好きな俳優さんが出ていたから診たのもあったけど、感想として残ったのは、おしりの刺青と裸でメロン(だったかな?)ということだけ。あと、官能的な作品だなーと。あ!そうそう、セリフの言い回しがものすごい丁寧なんだけども、それが自然にはまっていないのがすごい気になった。

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