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- / ISBN・EAN: 4988135573346
感想・レビュー・書評
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難しいストーリーですが、オイルマネーゲームの糞さは観た人全員が分かると思います。そういう意味では秀逸な「映画」だと思います。
タイトルの「シリアナ」は架空の中東の国の名前です。アメリカと中東諸国でのオイルマネーとパワーゲームに翻弄される人々の物語で、はっきり言えば、アメリカのせいで戦争・紛争がなくならいのをしっかり描いた作品です。
世界の平和という正義のもと、安全な本国からドローン兵器で中東の国で暗殺行為を行為を行う。ラストは本当に胸糞悪いです。
これを真正面から演じたジョージ・クルーニーはさすがでした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
一度見て、あらすじまとめをどこかで読んで、もう一度見てみるのがよい映画。
※初見で全て理解できない…
ただ、めっちゃおもしろい。賛否両論あるのはわかる。
現在の世界、特に資本主義社会のクソなところがよくわかる上、その世界で安定的に暮らせている自分が嫌になるかもしれない内容。かといって、心を入れ替えて、明日から神学校へ行き、ミサイルもってタンカー突入したりはしない。経済的自由が得られない弱者はいつもゴミのように扱われる…悲しい。
よくわからないところ
・ボブはCIAなのに、ミサイルを売った?何のために?
売ったうちの一つがどこかに渡されたのが気になったのはなぜ?そんなん知らんでもええのでは?
・ボブが売ったミサイルを車に運んだ二人が爆死。ボブは最初から殺そうとしてたっぽいけどなんで?
・ボブはCIAでミサイルの行方を気にしすぎて怒られる。てことはCIAはミサイルの行方を知ってた。
最後にミサイルはタンカー(合併した会社)へ突っ込むから、CIAは合併企業潰したかった??米国企業なのに?
・米国弁護士事務所のポジション。合併する企業の代表者それぞれとの力関係がわからん。
・石油王?とその息子の弟のほうは、米国寄りなので、CIAをバックに動いたっぽい。最終的に合併企業の式典に弟が出てたので、ミサイルは撃ち込まれたので米国寄りになっても石油王たちをまとめて消したかった?
・ボブは拉致られてから何故解放されたのか?ヒズボラが助けに入ったけど、その理由がわからん。
・中国が採掘権をゲットした、ということに対して誰か何か動いたのか?結局そこは手つかず?? -
中東の石油採掘権を巡る企業・国家間の醜い争い。自らの利益のため、人の命を軽んじることは現実世界でも実際に起きていること。
登場人物いずれも魅力的でなく、物語も特に盛り上がりのないまま終わる。人によって評価が分かれそうな本作、私には合わなかった。 -
題材は良かったがもう少し見せ方があるんじゃないかな。
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ストーリーが全然わかんなかったなぁ。諜報機関や企業などがいろいろな思惑で中東の小国を操ろうとしてるのだけ辛うじてわかったんですが。
ジョージ・クルーニーが本作でアカデミー助演賞を受賞。これが彼の代表作でいいのだろうか。そもそも彼が助演なら、主演は誰? -
絡み合う系
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中東の架空国・シリアナを舞台にした石油利権をめぐるアメリカ、中東諸国及び中国についての映画です。国益の為には手段をえらばないアメリカ政府とシリアナでの自国企業の不正を追及しようとする弁護士・ベネット(ジェフリー・ライトさん)との攻防や幼い息子をシリアナ国王族主催パーティーで失った業界アナリストのウッドマン(マット・デイモンさん)とシリアナ国ナシール王子(アレクサンダー・シディグさん)との交流等、様々な人間模様を観る事が出来ます。
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映画としては面白いのですが、とにかく難しい。ネットのレビュー記載のとおり、事前にあらすじや主要登場人物を予習しても2度見てやっと意味が分かる程度でした。英語、ペルシア語、アラビア語、ウルドゥー語も入り乱れ、字幕を追うと人と場所が混乱。。米国と石油利権に絡むお話ですが、中東関係の基礎知識が必要かも。
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思った以上に映画らしい映画でした。
それならばもう少し振り切って映画っぽくしていたほうが好みだったかなぁ。