インファナル・アフェアII 無間序曲 [DVD]

監督 : アンドリュー・ラウ  アラン・マック 
出演 : エディソン・チャン  ショーン・ユー  アンソニー・ウォン 
  • ポニーキャニオン
3.58
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本棚登録 : 44
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988013146341

感想・レビュー・書評

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  • 空気を読まずに続きものの途中から観るシリーズ、とは厳密にはちがう。
    たぶん「インファナル・アフェア1」は観たことがある気がするのだけど、たとえそうだとしてもまったく記憶に残っていない。

    舞台は中国に返還される前の、今すっかりひどいことになってる、香港。人物相関図はくわしく知らない。でも、警察側と香港マフィア側の人間たちがわさわさっといて、なんかモメている。

    どうも警察側の人間が、マフィアのボスみたいなのを殺させたがために、その息子が今度権力を手にして、弔い合戦を始めたもよう。仲間内の殺し合いに乗じて、警察側はボスを逮捕しようと目論んでいる。

    そうだ、警察側とマフィア側にはそれぞれイケメンが1人ずついる。それぞれが相手側の組織に潜入しているという構図。
    ところが、イケメンの顔というのはえてして均整がとれているがために区別がつきにくく、ストーリーを理解するうえで混乱をきたした。
    おまけに潜入しているという設定だからまぎらわしいことこの上なく、「おまえ味方じゃなかったのか。どうしてそこにいるの?」、とツッコミを入れることしばしば。疲れた。

    とはいえこの頃の香港ってなんか雰囲気が好き。

    1人気に入ったキャラがいた。サムというマフィアの中間管理職みたいな小太りの男。ちょっと三島由紀夫に似ているのが笑える。この男がなかなか味がある。

    もう続きは観るまいと途中で思ったけれど、終盤に向かうにつれてこの男が活躍し始めるにつけ、だんだんとⅢも観たくなってきた。製作者側も確信犯か。まんまとエサに食いついてしまった。

  • まぁ、これは役者がかっこいいって話だな。

    ラウとヨンの若き頃。

  • 3月17日

  • さて、『インファナル・アフェア』の2作目です。

    3部作で、2作品目が過去にさかのぼる構成であるとか、
    もろもろの設定が、
    『フェイク』や『ゴッドファーザー』を思い起こさせるんですが、
    うまい具合に香港映画になってますね。

    世の中は、いろんなコトが表裏一体。
    完全なる白も、完全なる黒もない。
    その境界線はとても曖昧で、移ろいやすい。
    それを決めるのは自分次第・・・て、ことなんですよね。

    私は2作目も、かなり好きでした。
    人の想いってのは、複雑なもんです。


  • 先生がベタぼめしてた作品です。
    相変わらず怖い……

  • 強大な権力を持っている大ボスと次を狙う中堅組織との、権力争いを生き残る戦いが緊張感一杯に、陰謀を巡り合い、騙しあう、その辺りは見応え充分です、また、警察内部での駆け引き、手柄の奪い合い、こちらもで緊迫感を持って同時進行していきます。
    更に2人の潜入者の過去が解き明かされ、前作で疑われなかったように、それぞれの組織で重要な立場を確立して行きます。

    前作を踏まえて、矛盾無く完璧な展開、お見事と言うほかはない、主演の潜入者は前作の役者が若返ったかと思えるほど似ていました。演技も前作に迫る物を備えています。
    更に、香港の中国返還という混乱した時代を上手い事織り交ぜて、奥行きの有る脚本にも感嘆させられます。

    続編は落ちるという常識を覆した、2作目を成功させた作品としてゴッドファーザーと並び賞される傑作に仕上がっています。

  • 2度、3度と見ていくうちに、じわーっと来る作品の世界観の重みに打ちのめされる。

  • やっとみたシリーズ2作目。もう最高。息もつかせぬ物語展開と若手イケメン俳優陣、そしてカリーナ・ラウのエレガントな美貌。でもストーリーはウォン刑事の過去が軸。日活顔のアンソニー・ウォンが泣かせます。

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