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- / ISBN・EAN: 4988102264536
感想・レビュー・書評
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西暦2055年、科学技術の発展により人類はタイムトラベルの実現に成功する。旅行代理店TIME SAFARI社は、独自に開発したタイムマシン『TAMI』を使って、白亜紀に赴きその時代の恐竜を狩るという「ハンティング・ツアーサービス」を企画、金持ちの間では一大ブームとなっていた。しかしこの旅行は「白亜紀に自分たちの所持品を放置しない」「白亜紀から何かを持ち帰ってはならない」といった、過去との干渉で歴史を改変してしまう可能性のある危険性の高いツアーであった。
まさに「バタフライ・エフェクト」でした。butterfly effectとは、カオス理論で、通常なら無視できると思われるような極めて小さな差が、やがては無視できない大きな差となる現象のこと。一人のツァー客の靴に付いた蝶の屍骸が6000万年後の地球に多大な影響を及ぼすという設定です。原作はレイ・ブラッドベリー著『いかづちの音』。『太陽の黄金の林檎』短編集にあります。
タイムトリップの危険性を問うより、わずか蝶一頭で6000万年後の世界が激変するのならば、人間が誕生して環境に及ぼした悪事を思うと背筋が凍りつきました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
こういうテーマが大好き!!
なかなか面白かったです。
ささいな事が進化の過程に影響を与え人類滅亡につながるのか・・
と、思うとこうして存在してる事が奇跡のように思えました。
47年後に本当にタイムトラベル旅行ができるように
なったら楽しいだろうねぇ。でもやっぱり怖いね(^^;) -
最後までは観られる。
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植物に飲み込まれる町の姿、かっこいい
B級感があふれるCG、案外ツボ -
お金、なかったのかしら?
なにがどう「サウンド・オブ・サンダー」なのかはよくわからなかったが、それでもそこそこは面白かった。 -
再鑑賞。生物と植物の予想外の進化という題材は面白いのに、出てくる未知の生物が思ったより少ないし、オリジナリティもあまり感じられなくてクリーチャー好きにとっては物足りない。
公園で負傷した仲間がnew爬虫類の群れにジワジワ包囲されてくシーンの絶望感たるや…そこだけは恐ろしかった~。 -
設定はいいのに、それを活かしきれていないのがちょっと残念なB級映画。
進化の波が第1波~5波に分かれてやってくるっていうのは、完全にストーリーの都合上でしょ・・・と突っ込みたくなった。
2000年代の映画なのに、CGがかなりひどいのも気になる・・・。 -
「午後のロードショー」にて。原作がレイ・ブラドッドベリで、キャストがエドワード・バーンズにベン・キングスレー。本格SF映画として期待が持てそうな雰囲気がありますが、なんのなんの、CGのあまりのしょぼさに腰を抜かしそうになりました。なにが原因で歴史が変わってしまったのかという歴史改変SFとしてプロットにもそれなりに工夫がありますが、CGのしょぼさで台無し。笑えるなぁ。
髪の毛ふさふさで最初誰だかわからなかったベン・キングスレー。この人、オスカー俳優なのに仕事選ばないなぁ。 -
よくあるSF系パニック映画。ジュラシックパーク的な雰囲気。
進化したゴリラ?が白い建物の壁を登っていくシーンは、アイアムレジェンドのゾンビみたいだった。ゴリラ恐い。 -
B級映画の雰囲気満載ですが、これがなかなか好みの一作でした。
CGが安っぽいのは、度重なる災難で予算が足りなくなったからだそうです。
よくお蔵入りさせずに完成させてくれたものだと思います。