- Amazon.co.jp ・映画
- / ISBN・EAN: 4988101126323
感想・レビュー・書評
-
小説を読んで、無性に映画も見てみたくなってすぐ見ました(^-^;
原作よりも映画の方が泣けました。
映画も原作に負けず劣らず良かったです。
役者さんの力もあるんだろうね。
原作の中に出てくる陶芸教室の先生が
ノリさんってのに笑いました。そうきたかー!
自分も最近、物忘れが激しいから他人事じゃないなと。
祖父が認知症で身近にも見てきたから
家族の大変さもわかるし、たくさんの人が見て
家族で考えて欲しい作品です!!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
日本は介護するこては家族で、特に女性がするイメージが強い。今は施設や介護福祉士のプロがいるので頼るのも大切。
失っていく自分、周囲は目にみえないものは考えないからイライラしてしまう。
人生は山登りみたい。登ったらあとは下るだけ…どう最後まで生ききるか。今まで登った色々な思いでがたくさんある方と、人にあわせて自分がない方ではきっと最期は違うのかな。
最期は眠っている時間が長くなるから思い出をみることになるよ。今からでも遅くないならたくさんの感動や、喜びを仕入れていこうかな〜
ぜひ〜 -
世界が歪んでいく感覚と、
記憶が歪んでいく感覚と、
その恐怖が、
淡々と描かれていて、
むしろ痛みが強くなる。
おそらく、
本当の進行過程とは異なるのだろうが、
静かな絶望を表現することには、
とても成功している作品であろう。
音と、色と、構成が、
邦画の良さ全開。 -
初めて観たのはお正月かなんかの夜にやってたTVのロードショーだった気がする。
実はわたしは渡辺謙さんが大好きなので、まずは謙さんというだけで観た気がする。
それからTVでやってるたびに観たから3回くらいは観たかな。
働き盛りの男の人が若年性アルツハイマー病になるという話。
重い、非常に重いテーマ。
でも全体にとてもさらっとしている。
渡辺謙さんはさすがの演技だけど、妻役の樋口可南子さんがとても素晴らしい。
今やソフトバンクのCMのお母さんが定着しているけれど、わたしがはっきり樋口可南子さんを認識したのはこの映画。
初めてアルツハイマー病を自覚して錯乱した主人公が、主治医の先生(及川光博さん)に八つ当たりをしたときの、「僕の父もアルツハイマー病なんです!」と先生が自身の話をするシーンとか好き。
ラストは静かな涙が…。絶望なのか希望なのか…。
残念なのは陶芸教室の最低な先生が木梨憲武さんなこと…。
なんでノリさん!?大好きなのに…。 -
なんか分からんくらい泣いた。
そんな記憶がある。 -
2007年07月05日 16:27
見ていて怖くなる反面、温かくもなる映画。
一番、印象に残ったのは、
前半部分の「都会や会社」の病気初期段階。
後半部分の「自然」
それの対比といいますか。
渡辺謙氏の演技力も素晴らしい。
日本アカデミー賞の何かをとったかと思うのですが、
取るべくして取った映画とも思います。
また、脇役の大滝秀治氏が、いい味を出しています……。 -
良い。
渡辺謙、樋口可南子流石。名演。
50歳でアルツハイマーを宣告されたら辛いだろう。想像出来ない。
今時、こんな献身的な妻はなかなかいないだろう。ここ数年で社会は変わりつつある。妻だからといって自己犠牲しなくていいよと。 -
テレビで『明日の記憶』を観てます。
うーーーーーーーーーん、、、 (ーー;)
最近、物忘れがひどくなったというか、記憶力が低下しているという自覚があるので、他人事とは感じられず、ついつい見入ってしまいましたね。
-----story-------------
広告代理店に勤める49歳の"佐伯雅行"。
仕事も充実し、一人娘の結婚も控え、公私ともに忙しくも幸せな日々を送っていた。
ところが最近になって急に物忘れが激しくなり、不安になって病院を訪れた"佐伯"は、そこで衝撃の事実を告げられる。
医者が下した診断は『若年性アルツハイマー』というものだった。
やり場のない怒りと不安に苛まれる"佐伯"。
だが、そんな夫を妻の"枝実子"は静かに受け止め、2人で一緒に病と闘い続けようと覚悟を決めるのだった。
-----------------------
アルツハイマーに関する正しい知識を持ち合わせているわけではないですが、私の世代だと誰しもが発病する可能性もあるし、治療する術がないのは事実。
自分が自分でなくなる… 告知されても、受け入れることはできないだろうなぁ。
ホント、自分が発病したらどうなっちゃうんだろう。
真面目に考えてしまいました。
-----------------------------------------------------------
監督: 堤幸彦
製作: 坂上順
川村龍夫
プロデューサー: 野村敏哉
中沢晋
エグゼクティブプロデューサー: 渡辺謙
企画: 中曽根千治
原作: 荻原浩 『明日の記憶』(光文社刊)
脚本: 砂本量
三浦有為子
撮影: 唐沢悟
美術: 及川一
編集: 伊藤伸行
音楽: 大島ミチル
照明: 木村匡博
録音: 田中靖志
監督補: 丸毛典子
出演:
渡辺謙 佐伯雅行
樋口可南子 佐伯枝実子
坂口憲二 伊東直也
吹石一恵 佐伯梨恵
水川あさみ 生野啓子
袴田吉彦
市川勇
松村邦洋
MCU
遠藤憲一
木野花
木梨憲武 木崎茂之(特別出演)
及川光博 吉田武宏
渡辺えり子 浜野喜美子
香川照之 河村篤志
大滝秀治 菅原卯三郎
田辺誠一