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- / ISBN・EAN: 4933364611277
感想・レビュー・書評
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エクアドルで、連続少年少女レイプ殺人事件が発生。
「真実を暴く」を謳い文句に、関係者に切り込んでいく報道番組のクルーたち・・・・
「事実を映す」ことと「真実を映す」ことが決してイコールではないことを、フィクションを通すからこそくっきりと浮かびだす。隠れた力作だと思います。
見終わった後は、各種メディア論に思いをはせてしまう。
森さんの「それでもドキュメンタリーはうそをつく」と、スーザン・ソンタグの「regarding the pain of others」という本の内容が一番リンクした。
就職活動中、報道への道を考えたことがあったけれど、結局「伝えたいこと」が沢山ありすぎる私がとる道ではないと思ってやめました。
その選択が間違ってはいなかったんだろうなと、この手の話を見ると実感します。
キャストに関して言えば、ジョン・レグイザモが相変わらず汗臭そうでかっこいいです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2006年観賞
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Crónicas
2004年 エクアドル・メキシコ
R-18 -
久々に心臓バクバク鷲づかみ映画だった。観終ってしばらくは放心状態。会社帰りに無理して観に行って良かったよ。
舞台は混沌のエクアドル。少年少女レイプ殺人事件を追うドキュメンタリー番組のクルー達。善と悪、真実とジャーナリズム。道徳心と功名心。…たまらん!
主演のジョン・レグイザモが最高!終わり方に賛美両論あるみたいだけど、俺はアレでこそだと思う。