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- / ISBN・EAN: 4907953015036
感想・レビュー・書評
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ミランダ・ジュライの演じるクリスティーンはビデオ・アートを手がける若手芸術家。
ミランダ・ジュライの監督したこの作品も、ビデオテープをつないでいったようだ。例えば、激情が文字になって現れる。パソコンのディスプレイに、窓の貼り紙に、車のフロントガラスに。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
通信メディア世代のロマンスを描いた秀作だと思う。単にロマンスとして観るとドキドキ感に欠けていて物足りない。あくまで「メディア世代の」ロマンス。この世代の恋愛をリアルに描こうとするとどうしても小物になってしまうのはしょうがないのかもしれない。
追記:ティーンな女の子二人組が走っているときに流れる曲がふと頭をよぎる。あの場面良かったってことなのかしら。 -
一応最後まで観たけどよく分からないままだった。
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うーん。飽きる
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芸術家の精神世界は凡百の身には理解不能。ポップアートの何が良いのかわからない自分のような人間には根本的に畑違いの映画だったみたい。
主要人物全員、独自の善悪の価値観を持っていることはまあ分かった。ただ、周囲の事とか考えずに好き勝手やってる人間ばかりなので、見ていて苛々する。唯一常識人の父親が振り回され、つまらない道化として描写されているのは自分としては受け入れ難い。
誰もが色々悩んだり前に進むべく藻掻いているのはまあ伝わってくるにしても、行動に一貫性も計画性もなく現状への即物的危機感もない。生活のためにストレス抱えて働いている自分から見れば、はっきり言ってブルジョワの手慰み程度にしか感じられない。
ただまあ、そもそもそういう世間のものさしで人物の行動を測ろうとするのは、こういう映画の正しい見方ではないのだろう。つまりは、自分にこの映画を鑑賞するに足る感性が欠けていたということか。
それにしても、カンヌというのはこういう映画が評価されるイベントなのか? -
やりたいことは伝わる。
でもキャラクターに魅力が感じられず。 -
醸し出されるソフィアコッポラ臭、、も中々良い映画だった。
彼女の作品よりも感覚的で変に気取ったところがなく違和感がない。まぁ綺麗ってことだ。
人の繋がりみたいなテーマをかるーく爽やかに仕上げた佳作。 -
苦悩の中にいる"普通"じゃない二人のなかなか通じない心や子供達の好奇心、そして何かしらの愛を求める全ての登場人物の心境が、役者の演技はもちろんのこと音楽や心の中の情景を映し出すような映像効果によって、強く感じられました。
作品の世界観に引き込まれる美しい映画だったと思います。 -
Me and You and Everyone We Knowがホントのタイトルなのか...!!
断然本タイトルのがしっくりきます...
さびしさと狂気と、うすーいレイヤーのなかで重なっている。
ときどき表にそれを出してみたり
隠してみたり。
音の響かせ方とか、色の配置とか、
すべて技巧的だった。美しく、目に留まるために。
こうゆうのをしかけと呼ぶとして、
そのトリックをひそませるところ
本当に賢くてすばらしい才能だなぁと思いました。
The Futureも見たい。 -
「愛したい×愛したい」