runova×handover

アーティスト : NICO Touches the Walls 
制作 : Tatsuya Mitsumura  NICO Touches the Walls 
  • SENHA&Co.
3.72
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本棚登録 : 132
感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・音楽
  • / ISBN・EAN: 4571157544625

感想・レビュー・書評

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  • 「アボガド」は最高。

  • インディーズ時代の2ndミニアルバム。
    前作が青い初期衝動という芽を描いたものだとしたら、
    今作は彼らのロックという根はそのままに、
    そこから成長し、枝分かれしていった先の多彩な楽曲たちが楽しめます。

    前作と同様に、一曲目の『泥んこドビー』から荒々しく飛ばしてくれますね。
    次の『アボガド』もそうですが、歌詞と曲展開に遊び心があって面白いです。
    前作の『そのTAXI,160km/h』でのどこかシリアスさを感じる激しさとは違って、
    アルバムカラーの赤い色の通り、乾いた熱い激しさで聴かせてくれます。
    『アボガド』はとことん混沌としたメロを抜けた先が、
    狙ったようにキャッチーなサビという展開が楽しいですね。

    さんざん暴れた後は『梨の花』から始まる流れで空気を引き締められるよう。
    『梨の花』は花に例えた歌詞と、郷愁を感じる音作りが好みです。
    『壁』はその名の通り、行く手を遮る壁の重々しい手触りを感じられる曲。
    彼らのバンド名にも通じる名を掲げた特別な曲でもあり、
    この先厳しさを増すであろう道を乗り越えようとする信念を込めた一曲ともとれますね。

    『幾那由他の砂に成る』は記憶の儚さを砂に例えたバラード。
    寄せては返す波にも似た歌声が心地良く響きます。
    『3年目の頭痛薬』で閉塞的な世界観を尖った音で直接描いていますが、
    ラストの『僕がいなくても地球はまわってる』は、
    耳の中へすうっと溶け込んでいく音の聴きやすさの中に、
    現実から少し浮かせたほどよい生々しさやざらつきを持った歌詞があって、
    胸の中でじわじわと後を引く曲だと思いました。

    前作はどこか儚げで、幻想的とは言わないまでも
    独特の物語めいた印象を受けていましたが、
    今作はぐっと現実に近付いた世界観になった一枚のように感じます。
    構成も良く、ライブ感もあり、7曲で彼らの様々な音の表情が楽しめるので、
    NICO入門としてもお薦めします。

  • アボガドと梨の花。タイプは全然違いますが、この2曲が大好きです。アボガドライブで聴いた時は痺れました!

  • アボカドの音源が欲しかったし
    知らない曲ばかりで1度聴いてみたくて
    購入しました。

    この runova×handoverは
    おもしろいと思います^^
    泥んこドビーやアボカドの
    激しくて泥臭くてがさがさしてて
    初期のNICOらしい曲が入っていたり
    梨の花などしっとりした曲もあるし
    すごい楽しめるCDだと思います。

    僕がいなくても地球はまわってるが
    1番好きです。

  • 最初からテンポ良く始まり、
    途中聴かせる曲も多数あり、
    最後想いの丈を鳴らしながら終わって行く。

    起承転結というかメリハリというか
    1曲1曲がしっかり映えていて良い。
    かと言って口説くもない。
    ニコの良い所、
    色んな音、だけどニコ
    が、発揮されてると思う。

    手を伸ばせ、壁の先に

  • わたしがニコと初めて出会ったのがこのミニアルバム。

    初期ニコを皮肉きちがいロックバンドと呼んでいたわたし。
    その振り切ったきちがいさがとても好きだったので、すっかり取り込まれちゃったのでした。
    振り切って病んじゃって苦しんじゃって。ダイレクトに感情が伝わる一枚だと思う。
    武骨な荒削りなニヒルな感じがいいね。


  • 衝撃でした。

  • なによりM1「泥んこドビー」を聴いてくれ!
    わたしはむしろこれしか聴いてないってぐらいこれがすき。
    M2「アボガド」もなかなかのくせものです☆

  • 1.幾那由他の砂に成る
    2.アボガド
    3.泥んこトビー

  • NICO Touches the Wallsの2stミニアルバム。1stに比べソリッドに歌い方も変わりつつあるボーカル光村。NICO Touches the Wallsの魅力のひとつはその編曲・アレンジ力だろう。早くフルアルバムを聴いてみたい。

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