ホームズ最後の対決 (1980年) (講談社文庫)

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感想・レビュー・書評

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  • 感想。
    裏に書いてあるあらすじ、あらすじなんだからその内容は最初の方に出てくると思っていたのに全くもってラストにしか出てこなかった。ネタバレなんて気にしない時代だったのね(45年前の本)…。まあでもそのネタバレがインパクトを持って人を引きつけるというのもわかるのでわざとかもしれない。ネタバレの事以上に、ホームズとモリアーティという人物像をこの本のように捉え直したものは初めてだったのでとにかく新鮮ではあった。ホームズとモリアーティの人物像というところ以外は結構粗い仕上がりではあるけれど正典の折り込みもなかなかに面白くて後半は一気読みでした。前半はワトソンの一人語りがちょっと長い。ホームズとモリアーティとの関係性としても実に面白い解釈の本でした。
    それとは別に、小林司さんと東山あかねさん解説がついてる本を久しぶりに読んだけど、この二人の解説はほんとシャーロキアンとしての情報だらけで久しぶりに面白い解説を読んだよ。
    子供の頃を思い出しちゃったよ。昔は二人の解説が載っている本ばかりだったからなぁ。

  • ホームズのパスティーシュその4

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