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感想・レビュー・書評
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難しい...
比喩が多くて話しの筋を追うのも大変。
途中でギブアップ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
落葉 世界中で最も美しい男の溺死体 大きな翼を持った老人 ブラカマン 奇跡を行商していた善人の物語 幽霊船の最後の航海 イサベルの独白 マコンドに降る雨を眺めながら… ナボ 天使に待呆けを食わせた黒人
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どこにもない世界を描くことはどこにでもある世界を象徴することに通じる。その意味では「落葉」は実に現代(の日本)的。突然やってきて去っていきあとに枯れた土地だけを残した旋風のようなバナナ会社。東京五輪やアベノミクスやその他諸々・・・。解体建築ラッシュの東京の街に落葉が見える。
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短編集。表題作「落葉」はある一人の男がどんな人物だったのかをその周囲にいた(いなかった)人の言葉であぶりだしていく。いいなあ、好きだなあマルケス。乾いているようで湿っているような、陽気なようで常にすごい身近に死があって、笑っているようで泣いているような。
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(1980.09.18読了)(1980.02.16購入)
*本の帯より*
突然襲ってきた落葉の旋風はあらゆるものを持ち去った…
超現実を現実に変える魔術師ガルシア=マルケスの短編集
架空の土地マコンドに起きた、変り者のフランス人医師の首吊り事件をきっかけに露わになった住民の恨み、頑迷、挫折感、孤独……
町をあげての残忍性を前にした、十一歳の少年、その母親、退役大佐の祖父という夢遊病的な人物の独白を通して人間の孤独を描いた「落葉」ほか六編!
【目次】
落葉
世界中で最も美しい男の溺死体
大きな翼を持った老人
ブラカマン 奇跡を行商していた善人の物語
幽霊船の最後の航海
イサベルの独白 マコンドに降る雨を眺めながら……
ナボ 天使に待呆けを食わせた黒人
訳者あとがき
※コロンビア
「ママ・グランデの葬儀」G・ガルシア=マルケス著・桑名一博訳、国書刊行会、1979.04.30 -
2011/11/1購入