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感想・レビュー・書評
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全十八巻におよぶ「マニュエル伝」の最終章という位置づけ
の本書。ファンタジーの世界と現実の世界を一枚の金属片に
よって行き来する作家の物語である。読み始めた時は時代
錯誤的なファンタジー世界にどうなるのだろうかと不安な
気持ちになったのだが、読み進めていくうちに、その
ファンタジー世界よりも行き来する作家の方が主役になり、
楽しく読むことが出来た。全十八巻の最後がこれでいいのか
とも思えるオチだが、この作品世界とその重層感には合って
いる気がするのが不思議。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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