汚名―「九大生体解剖事件」の真相 (1979年)

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    ── 東野 利夫《汚名「九大生体解剖事件」の真相 19790701 198503‥ 文春文庫》
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/B000J8FQZC
     
    ── 《ETV特集 20151212 23:00-24:00 NHKe》Touno, Toshio
    “医師の罪”を背負いて ~ 九大生体解剖事件 ~
     東野 利夫 産婦人科医 1926‥‥ 福岡 20210413 95 /194505‥-0603 立会
     
    https://tx696ditjpdl.blog.fc2.com/blog-entry-1353.html(20030603)
     生体解剖 ~ 九州大学肝食事件 ~
    http://www.enpitu.ne.jp/usr8/bin/search?idst=87518&key=%C0%B8%C2%CE%B2%F2%CB%B6
     
    http://a.msn.com/01/ja-jp/BB1fCbJO?ocid=st
     九大生体解剖事件の最後の証人
     
     生体解剖事件の資料展で来場者に説明する東野 利夫さん=201507‥ 福岡市中央区
    …… 第2次世界大戦末期に九州帝国大(現九州大)医学部で起きた
    「九大生体解剖事件」に関わった体験を語り伝えてきた医師(西日本新聞)
     
     1945年5~6月、熊本、大分両県境に墜落した米軍機B29の搭乗員計8人
    に対し、同大教授ら医師が軍監視の下、実験手術をして解剖。医学生だ
    った東野さんは手伝い、教授ら23人が絞首刑(後に減刑)などの有罪判
    決を受けた横浜軍事裁判で、検察側証人となった。
     
     訴追は免れたが戦後も罪の意識が消えず、東野さんは40歳から裁判資
    料を読み込み、関係者に聞き取り調査をした。1979年「汚名『九大生体
    解剖事件』の真相」に記し、反響を呼んだ。事件の資料展などを開いて
    体験を語る一方、大分県竹田市の墜落現場そばに私財で石碑を建て、晩
    年まで慰霊し続けた。
     
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4122009502
    ── 上坂 冬子《生体解剖 ~ 九州大学医学部事件 19820810-19890220 中公文庫》
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4569644678
     
    (20151212)(20210414)
     

  • 裁判の記録が興味深い。著者はこの事件に関わったある教授の下についているという点を考慮しても、その教授の発言に廉潔としたものを感じる。人間、このような困窮した状況に陥ってどんな態度をとれるかでその人の真価が決まるのだろう

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