わが友ベンヤミン (1978年)

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  • 第1次大戦からのベンヤミンの旧友・ゲルショム・ショーレムによるベンヤミンの回想録。ベンヤミンの思考におけるユダヤ的・神学的側面を重視するショーレムによる回想は、特に1930年代から顕著となるマルクス主義者としての一面的なベンヤミン像に再検討を迫るものである。

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著者プロフィール

ゲルショム・ゲルハルト・ショーレム
(ヘブライ語読み גרשם גרהרד שלום, Gershom Gerhard Scholem)
1897年12月5日 - 1982年2月21日
ベルリン生まれのイスラエルのユダヤ学者。ドイツの大学で数学・物理学・哲学を学ぶ。シオニズム青年運動のグループに加わりパレスチナへの道を志向。1923年以降はエルサレムに移住。1933-65年エルサレムのヘブライ大学のユダヤ神秘主義及びカバラー学の教授。この分野の世界的権威。1958年ユダヤ研究にたいする「イスラエル賞」をはじめ、68-74年イスラエル科学人文学アカデミー会長、75年以降西ベルリン芸術アカデミー会員等、数々の顕彰に輝いた。生涯ユダヤ精神の精髄を説きつづけ、ドイツ・ユダヤ人史への厳しい批判と姿勢を堅持、彼の最大の思想的親友ヴァルター・ベンヤミンは「唯一の真のユダヤ精神の体現者」と評した。『ユダヤ神秘主義』『カバラとその象徴的表現』『ベンヤミン‐ショーレム往復書簡』『ベルリンからエルサレムへ』『サバタイ・ツヴィ伝』などが邦訳されている。

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