夜の手帖―マリーローランサン詩文集 (1977年)

著者 : マリー・ローランサン 大島辰雄

感想・レビュー・書評

[ユウロさんの感想 · 2018年12月14日]

大好きな画家、マリーローランサンの散文と詩を集めた本。訳文があまりよくないようで、それがちょっと残念。ローランサンの心情を吐露した日記風の散文が良かったです。

[もりさんの感想 · 2009年1月5日]

2008/12/30購入

[ビタースイートさんの感想 · 2007年9月23日]

「ぜいたく好き。パリ生まれがとてもご自慢。「シルヴィー」（Ｇ・ド・ネルヴァルの詩）の歌を全部知っている。演説も、ひとの悪口も、忠告も、お世辞も好きじゃない。早く食べ、早く歩き、早く読む。とてもゆっくり絵を描く。」
　ローランサンは自身の詩文集『夜の手帖』の略歴欄にこのような自己紹介文を記している。ぜいたく好きではあるが、社交界は苦手でマイペースな都会っ子ローランサンの人となりをかいまみることができて興味深い。