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感想・レビュー・書評
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久しぶりに学生運動ものである。
この時代、と言ってもざっくりと適当に呼ぶだけだけど、こういう学生運動を描いた小説は持て囃されてるイメージがあって、それは即ち受け入れる側もインテリ層だからという偏見を自分は持っているわけで、まぁだからどうしたなんだけど、学生運動世代はでも元気だ、イマドキの若いものは覇気がない、という流れで元気が良いだけの奴らが評価が高いと世の中はうまくいかんよ。
なもんだから主人公は今も昔も変わらぬうだつの上がらぬタイプで漫画の主人公にぴったりだけど、こういう小説なんでレベルアップとかせずに悶々としているのが読むものにもダウナー効果を与えて恐ろしい。しかもダメっぽいと思いきや、やることやってるのとか、と更に読者に厳しいので、読む際には要注意ではないか。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
主人公の軸のなさがなんか共感できるね
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芥川賞 再版
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