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感想・レビュー・書評
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プラハ言語学サークルのひとり、ヤン・ムカジョフスキーの論集。おそらく日本語で読める彼の書籍はこれだけだったと思う。美学・芸術に関して全くの素人であったが、なんとか読み切ることができた。ムカジョフスキーの考えは、ロシア・フォルマリズムを構造主義に応用し昇華したものとされる。フォルマリズムは当然として、所々にヤーコブソンやカルツェフスキーといったプラハ言語学サークルのメンバーの理論が散見される。完全に理解できたわけではないが、形式や手法を超えた機能的構造美学の一端を垣間見た。
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