レバノン―アラブ世界を映す鏡 (1977年) (中公新書)

著者 :
  • 中央公論社
4.00
  • (0)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 10
感想 : 1
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (191ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • (1977.11.14読了)(1977.10.23購入)
    副題「アラブ世界を映す鏡」
    *解説目録より*
    アルファベットの発明とレバノン杉で知られるこの国は、その地理的・地形的条件によって、フェニキアの昔から東西文明の十字路として発展してきた。そして現代においても、徹底したレッセ・フェール政策によって、中東の貿易・金融・情報センターとして、非産油国でありながら独自の繁栄をとげてきた。しかしそれは同時に、レバノンを「宗教的・政治的隠遁者の天国」たらしめ、「生きた宗教史の博物館」といわれる複雑な宗派主義を生み出し、ついに1975~76年の内戦を深刻なものとした。現地生活の体験をまじえつつ、揺れ動く小国の歴史と現在を描く。

    ◆中東に関する本(既読)
    「西アジアの歴史」小玉新次郎著、講談社現代新書、1977.09.20

全1件中 1 - 1件を表示

著者プロフィール

1935年生まれ。東大経済学部卒、元中東経済研究所理事長。著書に『サウジアラビア』(中公新書)、『最新・誰にでもわかる中東』(時事通信社)、『中東がわかる古代オリエントの物語』(NHK出版)など多数。

「2011年 『ホメイニーからビン・ラーディンへ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

小山茂樹の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×