少女アリス (1973年)

著者 : 沢渡朔

• 河出書房新社 (1973年発売)

感想・レビュー・書評

[alekseyさんの感想 · 2012年7月16日]

アリスはもう還らない。
沢渡朔の代表写真集。

[いちこ(pilvi)さんの感想 · 2011年12月26日]

ルイス・キャロルが追い求めたアリスをそのまま写真に閉じ込めたかのような素晴らしい写真集です。詩と写真が織り成す、まるで夢でも見ているかのようなその世界。
少女の不安定な美しさや儚さ、幻想を突き詰めた至高の作品だなと思います。

普通に女の子のヌードが写っていますので、初めて見る方は心の準備をしておいた方が良いですかね。私が初めてこの本を開いた時はこういう本だと知らなくて、ちょっと吃驚したので...。
この写真集は長い間誰にも見られることなくうちの本棚で眠っていたんですが、それを見つけたときの気持ちと言ったら、もう…。

著者プロフィール

写真家

「2019年 『ロクス・アモエヌス』 で使われていた紹介文から引用しています。」