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感想・レビュー・書評
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『骨の城』、『化身』、『白夜』、『眼』、『きらめき』、『半音階的幻想』、『交わり』、『神秘の湖』、『リュミリア』、『乗車錯誤』の10篇の幻想短篇集。どの作品の主人公も「私」という、友もなく肉親もなく、世間の人々とは遠い遠いガラスの膜の向こうに生息している様な環境で、街をあてどなく彷徨し、両側が崖の、細い神経の1本道を歩いている様な女性達。白痴の少年とともにひっそりと暮らしている女性を描いた『白夜』が好みだった。
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