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感想・レビュー・書評
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1933年頃から大戦中までの米国の野球を舞台にしたフィクション。ギル・ガメシュという型破りの26者連続三振を獲得した19歳のスーパー投手。審判との確執から球界追放!高校時代の打率7割という超人ながら無給で弱小球団マンディーズに入ったローランド・アグニ。40インチの小人、四球選び専門要員のボブ・ヤム。いずれも荒唐無稽な漫画本なみのフィクション。ヒトラー、ヒロヒトが揶揄の対象として描かれるのは、実際にあの時代を表現しているのだろう。しかし、野球が米国にとっては楽しいエンターテイメント、米国精神そのものだと小説の世界ながら痛感する。最後はスメルジャコフ、ラスコーリニコフなどの名前もソ連からのスパイとして登場、悪ふざけもここまでいくと凄い!
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