ホー・チ・ミン伝〈上〉 (1974年) (岩波新書)

  • 1974年6月20日発売
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  • ホーおじさんの歴史。ベトナム独立の仕掛け人。ホー=チ=ミンが戦ったのはフランス人や日本人じゃないということがわかる。





     戦争は憎しみを産む。しかし、その激情は激しすぎるために、いったい何に向けて怒りや憎しみが起きているのかわからず、簡単な捌け口を見つけて感情を爆発させようとする。
     だから、戦争の憎しみは、「●●人が憎い。恨みを晴らさないでか。●●人を殺せ!!」となることがある。

     これは根本的解決をしない。

     ホー=チ=ミンはこうはならない頭の良さがあった。だから温和な政治指導者でいられた。

     ホーおじさんの深みが味わい深い。 

    _______
    (下巻)

     ホーチミンあんまでない。

     ただ、独立後がやはり大変だったんだなって。共産主義国ないでもばらつきがあるんだから。好きなようにさせてもらえないんだから。つらい。
     中国は恐い。

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