原敬―政治技術の巨匠 (1974年) (読売選書)

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感想・レビュー・書評

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  • ドラマチックな大正政変!広告通り生き生きとした活写の史料。
    特に第三次桂内閣崩壊時は、政治家達の行動の考察が小説みたいで楽しかったです。
    書き方がいいんですかね!

    ただ前半地方の話が多く、馴染みがなかった私は読むのが遅かったです。
    床次や水野あたり、地方からの抜擢組に興味ある方は楽しいかも。

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著者プロフィール

(Tetsuo Najita)
1936-2021。ハワイ生まれ。1965年、ハーヴァード大学で博士号取得。カールトン・カレッジ、ウィスコンシン州立大学を経て、1969年以降シカゴ大学で教鞭をとる。シカゴ大学名誉教授、ロバート・S・インガソル記念殊勲教授(歴史学・東アジア言語文明研究)。専攻は近代日本政治史・政治思想史。1989年に大阪府より山片蟠桃賞を受賞。著書 『原敬——政治技術の巨匠』(読売選書、1974)、『明治維新の遺産——近代日本の政治抗争と知的緊張』(中公新書、1979、講談社学術文庫、2013)、『懐徳堂——18世紀日本の「徳」の諸相』(岩波書店、1992)、『Doing 思想史』(みすず書房、2008)。編著(共著)『戦後日本の精神史——その再検討』(岩波書店、1988、2001)ほか。

「2022年 『相互扶助の経済【新装版】』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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