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感想・レビュー・書評
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初読は、高校二年(1974年)の時に右手首骨折の手術で入院した時のこと。これを機会に骨の話でも読んでみるか、と。朝鮮戦争中、戦死した米軍兵士の個人判別・鑑定に東大の人類学教室を卒業したばかりの筆者たちがかり出されて、というお話。骨をたよりに性別・年齢を推定していく方法も興味深いが、この仕事が戦争に加担することになるかどうかを悩む筆者たちの時代の学生の真摯な態度にも感動する。何よりも驚くのは、遺体を間違いなく遺族に送り届けるための米国の最大限の努力と戦死者への敬意だろう。古本屋で初版を入手。
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AGRS(American Graves Registration Service)
米軍墓地登録部隊とエンバーミングについての貴重な記録。
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