ハムレットとドンキホーテ―他二篇 (1955年) (岩波文庫)

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    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/B000JB4OVG
    ── ツルゲーネフ/河野 与一&柴田 治三郎・訳《ハムレットとドンキホーテ/他二篇 1955‥‥ 岩波文庫》
     
    …… 私には、この二つのタイプの中に人間の本性の根本的なしかも相
    反する二つの特質が具現されているように思われます。人間の本性がそ
    れをめぐって廻転する同じ軸の両端なのであります。私には、あらゆる
    人間が程度の差こそあれこれら二つのタイプのいずれかに属し、我々の
    ほとんど一人一人があるいはドン キホーテの方に、あるいはハムレット
    の方に外れているように思われます。なるほど現代においては、
    ハムレットの方がドン キホーテよりも甚だしく多数になりましたが、
    しかしドン キホーテも死に絶えているわけではございません。
    …… ツルゲーネフ・講演《ハムレットとドン キホーテ 1860‥‥ Russia》河野 與一・訳
     
    …… 芭蕉は風雅の道に憧れ、西行法師という理想の歌人を自分になぞ
    られ、まさに俳諧の道のドン・キホーテとして、従者サンチョならぬ曾
    良を引きつれて「奥の細道」の旅に発つ。
    http://www.st.rim.or.jp/~success/donk_ye.html
     佐藤 弘弥「ドン・キホーテ」論-狂気を克服して正気に戻ること-
     

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