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感想・レビュー・書評
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1985年にフランクリンライブラリーから出た天金の美しい本で読んでいる。中身は古典日本文学全集と同じ。枕草子は塩田良平訳、方丈記は唐木順三訳、徒然草は臼井吉見訳。どれもわかりやすい訳で、どこから読んでも世界にすっと入れる。清少納言がしょっちゅう旅行したり、いばったおじさんを無視して仲間と楽しんだり、まぬけな人を笑ったりしているのが面白い。平安時代のブログを読んでいるようだ。徒然草に「まことの友はなかなかみつからない。本の中で昔のひとと親しむのは何よりの楽しみだ」的なくだりがあり、納得。
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