新しき糧 (1954年) (新潮文庫)

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  • 2009/
    2009/

    世界の有機的な調和を信じ、自然以外に神を認めず、神は自然の中に感覚的に啓示されると考える思想を汎神論という。ゲーテのような自然を愛する快楽主義者を汎神論者という。

    「自然は草の葉を育て、木の芽をひらかせ、花の蕾を咲かせる。花冠を日光の接吻に供え、生あるもののすべてを婚姻に招き、痴鈍な幼虫をサナギに変え、まゆの牢屋から蝶を飛び出させるのも、自然のしわざである。……さればこそ、ぼくは快楽の中に、書物のなかより以上の教訓を見いだしたのである。」

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