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感想・レビュー・書評
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北軽井沢で数回に渡って行われた講義を一冊に纏めたもの。「哲学の根本問題」「政治哲学・歴史哲学」「科学哲学・認識論」「宗教哲学・倫理学」の四編からなる。
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出版年が昭和43年。佐藤優氏の講演の参考図書だったので、読もうと思ったが、ほぼ挫折した。昭和20年代に、軽井沢に隠居していた著者が、小中学校の教員向けの講義を、口語でまとめており、ベストセラーとなったらしい。田辺氏は京都学派で、数学的思考もできることから当時としては、かなりのレベルの高さであったようだ。
哲学入門とあるように、1950年代の講義のエッセンスを書籍にまとめたという形をとっているが、旧仮名遣いであること、またどうしてもレイアウトも含めて読みにくいこと、646ページもあることで、今の私には無理だと判断した。
哲学の基本である、歴史、心学、政治、や認識論などにも言及しているが、私に、もう少し哲学的思考力が身についてから読めば読めるかも知れないが、現時点では哲学史しか知らないことを痛感した。
哲学史 → 哲学的方法論 → 本書の流れで、再度挑戦したい。
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