オズの魔法使い (字幕版) [DVD] FRT-067

  • 2012年5月26日発売
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4560285900670

感想・レビュー・書評

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  • 1939

  • シネマトゥデイの金曜レイトショーにて


    ここより素敵な場所を夢見る少女とその犬が、家出をしたのも束の間、嵐が近付いて来たので家に帰ろうとするが、家族がいない。嵐で家ごと飛ばされ、魔法の国に迷い込む。脳みそが欲しいカカシと、心が欲しいブリキ男、勇気が欲しい臆病者のライオンと出会い、共にオズの国を冒険するお話。



    まず、北の魔女グリンダが酷い。勝手にルビーの靴を履かせておいて「大変!西の魔女に目を付けられてしまったわ」はないだろうと。無責任過ぎる。結局ルビーの靴を狙う西の魔女に付け狙われる始末。そして「靴を脱いでは駄目。西の魔女の思うツボ」などと忠告し、護衛なしで目的地を指定し、後は知らんぷり。どの口が言う。他所者に重荷を背負わせ過ぎで、この住民であるマンチキンも彼女のために何もしてくれない。(どうやらこの世界ではそれぞれの町を魔法使いが治め、住民は町ごとに違う種族のようらしい。)

    また、ブリキの男が「クマやライオンは藁を食べる」などとカカシを脅かしていて、不愉快だった。というか、もう心があるじゃないか、悪の心が。

    物語も終盤、主人公ドロシーと愛犬トトが西の魔女に拐われてしまう。「犬を返してほしければルビーの靴を寄越せ」と脅迫し、ドロシーは承諾する。が、何故か自分で脱ごうとしない。何やってんだこいつ、そして魔女も何故脱ぐように指示しないんだと心の中でツッコミが止まらない。

    あと、シネマトゥデイの解説の方が「当時、13歳の少女が歌うには少々大人びているのではないかという理由で、歌のシーンがカットされそうになった」というようなお話をされていたが、西の魔女を退治する際のドタバタ感の方が問題だろうと私は思う。ギャグマンガ日和の「私の唯一の弱点が塩だとなぜわかった」みたいなノリで押し切ったのには驚いた。撮影をしていて、誰も疑問を感じなかったのか?「『その』水は駄目だ」ということは、何か特別な水だったのだろうか?それにしても何故、弱点の水をその辺に置いていたのか、しかもバケツに入れて……謎は尽きない。

    脳みそも心も勇気も、すでに自分の中にあったというお決まりのパターン。なんだかんだで、加入時期が最も早かったカカシが国を治めることになる。(彼のカカシの演技は本当に素晴らしかった)ドロシーとトトも元の世界、普段の生活に戻れることに。結局、本当に起こった出来事だったのか、夢だったのかはよくわからない。嵐でぼろぼろになったはずの家は元の通りだった。しかし、オズの国へ行く直前に初めて出会った奇妙な老人が実在していたため、嵐が来そうになっているシーンまでは確実に現実だったはずである。
    虹の向こうにあるはずの素晴らしい場所を夢見ていた少女は、大切なものはずっとそばにあったことを知りハッピーエンド。

    で、終わってしまっていいのか?そもそも、ドロシーが家出を決意したのは、この牧場に嫌気がさしたとかいう理由ではなく、ガルチさんがトトに暴力を振るったせいで足を噛まれ(この傷は劇中一度も見せられておらず、また、トトは賢い犬なのでガルチさんが嘘をついている可能性あり)、それに激怒したガルチさんが大地主として威圧感剥き出しでトトを引き渡すよう、叔父さん叔母さんに詰め寄り、そのままトトを連れていってしまったからなのである。(トトは賢い犬なので、バスケットの鍵のかかっていなかった方から逃走し難を逃れた。ガルチさん…)それなのに、ハッピーエンドで終われる訳がない。
    まさか、何者かが嵐に乗じてガルチさんを……!?


    トトがあまりにも可愛いので星1つ。
    人工雪の正体や火傷など、様々な犠牲の上に成り立った映像作品であるため、俳優陣の努力を讃え、星1つ。
    ガルチさんと西の魔女役の女優さんの愛と頑張りに星1つ。

  • 個人的に
    藁の頭に脳みそがほしいと願うカカシと、
    弱虫で泣き虫で勇気がほしいライオンに
    ものすごく感情移入してしまい
    共感して泣けました^^;
    美しい映像と楽しい歌、
    とっても夢のある
    名作ミュージカルです( ;__; )

  • あまりに定番過ぎて今頃になって初めて観た。もっと早く観ておくんだったなあとちょっと後悔…。古い故の毒々しい色、愛らしさとちょっぴりグロテスクさも併せ持つキャラクター造型、私の好みに合っていて観ているだけで楽しい。ストーリーはなんとなく知ってるつもりだったのにちゃんと観ると結構誤解してる部分も。食わず嫌いはいけないなあ。

  • 「虹の向こうではなく、こちら側にある」というメッセージですが、映画のストーリーからは少し伝わりにくい。上記メッセージはセリフで明言されているものの、ストーリーそのもの(家出の理由)からはズレているので。「知恵と心と勇気」、これもストーリー(大地主との話)に絡められれば、より明確に位置づけられたかな、と。

    「オズの魔法使い」はマンガの『テレキネシス』の最終話で取り上げられたテーマですが、上記の観点からは、この最終話のほうがうまく位置づけできてます。

  • (ハードロックバンドの)のレインボーのライブアルバムで耳にしていた「We must be over the rainbow, rainbow, rainbow...」が聴けて大満足ですよ。エルトン・ジョンのファンとしては「Follow the yellow brick road」も感慨深いです。「There's no place like home」にせよ、いろんなところで引用されている超有名作。

    映像はさすがに古臭いですけど、内容は非常に普遍的なものを持った映画だと思いますよ。ドロシーがブリキ男たちと友情を育んでいくさまがとてもすがすがしいし、「求めるものは全部自分の中にあるもの」という最後のメッセージはとても心に響きます。ブリキ男の心にしても、かかしの脳みそにしても、ライオンの勇気にしても、自分に欠けているものを外に求めてはいけない、すなわち他人のせいにしてはいけないということです。

    ラストシーンで、大切なことを学んで成長したドロシーの姿を見て、本作が非常にすぐれた教育映画であったことを実感するわけです。

    ちなみに「オズの魔法使い」の正体もすごく意外でした。実は本作はSFだったという…。

  • 大人になってからみると
    悪意なく無邪気に悪を退治するところに少し怖いところも感じつつ
    でも、このカラーがたまらなく楽しい

    家に帰ってからは、モノクロでなくても良かったのではないかと思う



    (THE WIZARD OF OZ/1939)

  • [1939年アメリカ映画、TV録画鑑賞]

  • 6050

  • 中学の頃、文化祭でミュージカルをすることになり、オズの魔法使いが好きだったのでチョイスしました。
    その際、何度も見返して参考にして更に好きになった作品です。

  • 何かって云うと掛けてるDVD。歌いながら観終わる感じ。
    ♪because because because because because♪

  • 小さい頃に観たきりで、途中観たことあるような感じがしました。最後の言葉がしみ入りました。13歳にこんな言葉を言わせるなんてね。。。
    スタジオがMGMっぽくてほっこりしました。古き良き時代。

  • こんな良い話だったとわ。かかしの動きがいいね。サン・ウェーヴ・オーバー・ザ・レインボウがこの映画の曲だって知ってすぐサントラ借りました。最後のセリフは耳に痛いですね。

  • 色がとってもかわいい!STORYも幸せなきもちになりました。もっとはやく出会いたかった!これが戦前につくられたなんて信じられない!

  • 20100812購入

  • ガーランドがくそかわいい。

  • 誰も自分のことを理解してくれないと家出したドロシー、竜巻に巻き込まれてオズの小人の国マンチキンへ飛ばされてしまうが、このマンチキンの小人=ウンパルンパ(チャーリーとチョコレート工場に出てくる小人)をドロシーの叔母さんの「エム叔母さん」=浦辺粂子(故人・有名なおばあちゃん役女優)を、それぞれどうしても連想してしまう。
    良い魔女「グリンダ」…実においしい場面ばっかり持って行ってしまう「調子の良い魔女グリンダ」という感じがした。全般的にいささか強引に結末へと進んでいくのだが、郷里を出奔した過去を持つ私にはラストのドロシーのセリフ「やっぱり お家ほど いい場所はないわ」という一言が胸の奥深くまで響いた。本当にそうだよなぁ…。ただこの作品、深夜や早朝現在でもアメリカのどこかのテレビで再放送され続けているそうだ。確かに国民性である「開拓精神」を刺激する要素がこの作品には詰め込まれているように思う。

  • 名作!
    皆で腕を組んで進むイエローロード
    ファンタジー!可愛い!

    よく考えるとこの頃はまだ戦争終わってないんですね
    そして皆陽気に歌って踊っているけど・・・

  • ミュージカルの見方がわかってないのかな

    人は補い合うことで一人前になるんだなって改めて。

  • 風と共に去りぬと同じ年1939年に公開された映画です。
    大人も子供も楽しめる映画!楽しい!

  • 素晴らしき特殊メイク!!

  • 昔NHKでクリスマス頃よく放送していた。
    とても映像がきれいでよく覚えている。何度も見たい作品。

  • 映像がかわいらしい。古い映画だからってばかにできない!
    「Over The Rainbow」がこの映画の曲というのは始めて知った。

    劇団四季のWICKEDを見たとき、オズの魔法使いを見たことがなくいまいち話が分からなかったので今回二つの繋がりがわかりより一層楽しめた。
    マンチキンの小人の方をよくこんなに集めたなぁと思った。踊りがかわいい。
    ブリキで踊るのは大変だっただろうなぁ。

    歌がディズニーランドで聞いたことがあるような曲でわくわくした。
    DVDほしい!!

  • 古い映画ながら 今見ても本当におもしろいです。大人も子供も楽しめると思います

  • おうちごと竜巻に巻き込まれ夢の国に飛ばされてしまったドロシー
    おうちのあるカンザスに帰るためにオズの魔法使いに会いに行く旅にでる
    旅の途中で出会った、脳みそが欲しいカカシ、勇気が欲しいライオン、心が欲しいブリキ男と一緒に
    オズの魔法使いがいるエメラルドの都を目指す

    ダンスや音楽がワクワクしたし
    カカシやブリキ男は本当にわらやブリキでできてるみたいに見えるし
    本当に楽しく見れた

    それに北の魔女のドレスとマンチキンの妖精のバレリーナの服がかわい
    かった

    本当に物語からそのまま飛び出してきたようなメルヘンでかわいい映画だった

  • これが戦前の作品か。「近くの〜」という台詞、名言だと思います。

  • 名曲「虹の向こうに」の映画ですよ!!
    これはもう、何度見てもいい作品です。
    子供のころからこれを見て育ったので、当時の吹き替え版でないと違和感があったり(笑)
    今見ると古臭いのはしょうがないのですが、一度見てみて欲しい作品です。

  • 小さい頃、大好きで何回も繰り返し見た作品。はじめは白黒なのに、竜巻でオズの国に着くとカラーの世界がふわっと広がる。夢のあるすてきな世界。

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