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- / ISBN・EAN: 4988104042521
感想・レビュー・書評
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内容(「Oricon」データベースより)
あの事件から10年、逃亡に成功した“知性あふれる狂人”レクター博士が新たな事件を起こす…。『羊たちの沈黙』の続編となる傑作サイコサスペンス!アンソニー・ホプキンス、ジュリアン・ムーアほか出演。
『羊たちの沈黙』の続編。
レクター博士がサイコ過ぎて気持ち悪くなるのに観てしまうのはどうしてなんだろう?
やはり、怖いモノ観たさなのか...
レクター博士が自分の腕を切ったのは クラリスへの歪んだ愛情からなのだろうなぁ...
レクター博士のサイコパス的な部分をとことん観てみたいので続編も観たい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ハンニバル・カニバル(人食い)・レクター博士(アンソニー・ホプキンス)は、イタリアで芸術を学び、エスプレッソをすすりながら、優雅に暮らしていた。一方、FBI捜査官クラリス・スターリング(ジュリアン・ムーア)は、あまり恵まれた境遇にない。当初からアウトサイダーのクラリスは、お役所的なゲームに身を置くことのできないむっつりした一匹狼となっていて、そのために苦しい立場にいる。さらに、麻薬取引の手入れの失敗で左遷の憂き目にあい、そこへレクター博士の犠牲者唯一の生き残り、メイスン・ヴァージャー(ゲイリー・オールドマン)に呼ばれてちょっとした質問を受けることになった。レクター博士にそそのかされて自らの顔の皮をはいだヴァージャーの顔面は、恐ろしく変形している。クラリスは、彼がレクター博士をおびきだすためのエサとして自分を使おうとしていることなど、露知らなかった。
今回は、「羊たちの沈黙」の後、フィレンツェに逃亡したレクター博士とクラリス捜査官の対決と複雑なラブストーリー、そしてレクター博士の犠牲者メイソンのレクター博士を狙う復讐劇が絡み合って、前作よりド派手な展開やアクションや残酷なシーンがてんこ盛りです。脳みそディナーや豚に喰われるメイソンなどゴアシーンが見ものです。 -
★ なんでも食べなきゃいけないよ、って言われてもなぁ~
かなり昔に「世界残酷物語」で生きた猿の頭を
かち割り、脳みそをスプーンでほじくって、
食べている勇気あるアホ共を観たことがある。
どこの国とは言わないが毒食品が多い国だったなぁ~。
この作品はレクター博士とFBI捜査官クラリスのラブロマンスですねぇ、
なかなかお似合いのカップルだと思いました。
レクター博士ってなんか憎めないキャラで好きかな。
粛々と段取り付ける策士であって、
決して慌てずテンパらないとこがいいな。
クラリスに贈る手紙には香りを付け、
さりげなく此処にいるよってヒントを与える。
そして、クラリスと鬼ごっこの最中にハイヒールサンダルを
隠しておいてサプライズプレゼントするなど憎いねぇ。
止めは、手錠で繋がれたレクタ―とクラリス!
肉切り包丁を手にしたレクタ―は・・・
さあ!どこを切るのかぁぁぁ~!
あたしだったら迷わず相手の手首を切り落としますね。
面白いです。 -
『羊たちの沈黙』の続編。レクター博士の狂気性が前作より増して、グロいシーンもあるので万人受けはしないかもしれませんが、前作の本筋を継承した内容になっていると思います。レクター博士 vs メイスンの対決など、前作になかった要素もあって、サイコサスペンス作品としては良作だと思います。ただ、クラリスはやっぱりジョディ・フォスターに演じてほしかったですね。
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お仕置きの度が過ぎてます、ドクター。
クラリスがかっこよすぎて、食べられない。
人も年取るほどに美味しくなくなると思うけど、
もったいなくて手が出せないマイガールなんですね。怖いのに何回も観ている。 -
アンソニー・ホプキンスさんの演技はさすがだったし、映像や音楽などの演出も素晴らしかったけれど、やはり見た目がゴツめのジュリアン・ムーアさんではクラリスの心の繊細さが感じられなかったし、ラストも小説とは異なっていて、ちょっと物足りない物語になっていました。
レクター博士が最後に自分を傷つけてでもクラリスを守った映像からは「心」が描かれているのがわかったけれど、それ以外はどうしても猟奇的な「映像」ばかりが印象に残りそうな作品でした。
小説のラストは賛否両論だろうけれど、自分は小説のほうが人間の心の複雑さがわかって好きだったな。 -
いや~、グロ系ホラーでしたね。在宅勤務の昼食を観ながら食べるできではないですね。
物語は『羊たちの沈黙』から続く、レクターのクラリスへの愛の物語です。最初も、途中も、そして最後の逃亡劇も。
クラリスがジョディ・フォスターからジュリアン・ムーアに変更になっています。彼女には相当のプレッシャーがあったと思いますが、個人的には『羊たちの沈黙』から10年経ったクラリス像としては良かったのではないかと思います。
キャスティングでの驚きとしては、準主役の狂人となった大富豪役が『レオン』の悪役で有名なゲイリー・オールドマンだったとは。特殊メイクでの演技だったのでほぼ人相が分からなかったのですが、確かにあの口は彼そのものでしたね。ほんと役になり切る演技力はすご過ぎる人です。
ラストのレクターによる食事会とエピローグはもう気味が悪くて直視するのがキツイくらいでした。
おそらくレクターはクラリスへの愛情で自分がもう今までのような殺人が出来なくなった絶望から、第二の自分を育てる道を見い出したのではないかと思われ、本当に怖くなりました。 -
羊たちは沈黙した
前作と打って変わって冷酷な捜査官と化したクラリス
役者が変わったので当たり前だが、あどけない表情や、感情の起伏が非常に少ない。
美人が故に男供から視姦されていると感じていたあの時のクラリスはもういない。セクシーなドレスを着せられても女性としての魅力があまり感じられないのは無機質なキャラクター像がそうさせる気がする
今作はレクター博士の隠居と犯罪者としての復帰を描いたサイコスリラーになっていると思う。サスペンスが見たい人には向かない -
もしかして、カニバリズムな惨殺映画ではなくて純愛ラブストーリーなの?
最後に確かな愛を感じた。
歪んでるわ〜
でも真っ直ぐだよね。