フライトプラン [DVD]

監督 : ロベルト・シュヴェンケ 
出演 : ジョディ・フォスター  ショーン・ビーン  ピーター・サースガード  エリカ・クリステンセン  ケイト・ビーハン  マイケル・アービー  アサフ・コーエン 
  • ブエナ ビスタ ホーム エンターテイメント
3.07
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本棚登録 : 251
感想 : 38
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4959241933430

感想・レビュー・書評

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  • [鑑賞日:WOWOWにて2007年2月11日]

    FLIGHTPLAN
    2005年 アメリカ 
    日本公開日:2006年1月28日
    監督:Robert Schwentke
    出演:Jodie Foster、Sean Bean、Peter Sarsgaard...他
    [英語]

    ■あらすじ
    夫を亡くし、6歳の娘と共にニューヨークへ向かうため飛行機に乗った。母親カイル(ジョディ・フォスター)が目を覚ますと、娘の姿がない。機内を探しまわるが、子どもの姿を見たものは誰もいない。搭乗記録にも名がなく、最初っからカイルの娘は乗っていなかったのではと疑いの目を向けられる。あきらめきれず、航空機設計士であるカイルは機内を勝手知ったる他人の家のように探し回るが…。

    ■感想
    感想は一言でいうと、憤慨。観るまではすごく期待していたのに、映画館でカネ出して観ないでよかったと思うほど。

    納得いかなかったのは、カーソン(ピーター・サースガード)が機内においてどんな立場なのかがよくわからなかったこと。私が見逃していたのかもしれないが、このカーソン、機内保安官? それとも単なる乗客? 手錠を出したから警備警察関係の人間だとは想像つくが……そこのところの説明がイマイチ足りなかったような気がする。拳銃を二丁も持ち込めたなら、わざわざ人を殺して棺に仕込まなくても、どうにかこうにか起爆装置を機内に持ち込めたのではないか?と……(これって私の素人的な安易な発想?)。

    それに市営バスじゃないんだから、だれも子どもを見てないというのはヘンだと思う。何時間も一緒に乗り合わせているのだから、隣の席にどんな人が乗っているぐらいは見るだろう? 私だって飛行機乗った時、前後の席はともかく横一列は何度となく見た覚えがある。恐そうな、あるいはヤバそうなおじさんが乗っているとか、うるさそうな学生が乗っているとか……。この映画では乗客全員が洗脳あるいは記憶喪失になってしまったのかと思ったほどで、あまりにも現実感を無視しているような気がした。どうせなら、記憶喪失か洗脳されたという設定だったら面白かったと思うが?

    そしてラスト。機長(ショーン・ビーン)はカイルに謝罪したのに、その彼女は散々疑い迷惑をかけたにも関わらずアラブ人には謝罪をせず……ただ、字幕に謝罪の言葉が出てないだけのことかと見ていたが、どう見ても彼女の口は動いていない。これって、アラブ人に対する偏見? それともテロ的な背景を考えての映画制作者側の無言の主張? それともこのアラブ人が彼女を殴ったので、それでおあいこって意味? それはないだろう?

    どうもスッキリしない。期待外れもいいところ。

  • 夫を事故で亡くし、母国に帰る飛行機で今度は長女が行方不明に。ハイジャックを企む保安員の罠にはまっていく。子供が居なくなったのを乗客誰も見ていない
    というのは少し無理があるが、最後の対決シーンは、見ごたえあり。

  • この映画は何を伝えたかったのか?夫が謎の死をとげ、娘と一緒にベルリンからアメリカに飛び立つあたりまでは「サスペンスフルで面白い映画になりそうな予感」なんて、一緒に観ていたツレに話していたのが、だんだんあり得ない設定に、どうしちゃったんだ?と首をかしげることに。。。
    そして、最後は、普通にハイジャックすれば済む話を、なんでこんな回りくどい手段を使ったのか全く理解できず撃沈。
    そうしたら「ここがおかしい!フライトプラン」というサイト(http://d.hatena.ne.jp/type-r/20130417)まであって、細かく「ありえないシーン」を分析してくれていた。
    ジョディフォスターも、マンネリな役ばかりで、いわゆる「おつむが良くて、バリキャリで、男まさり」という枠を超えられていない。もう少し違う役柄、違う演技を期待したい。

  • 見えやすい真実ほど正しいことではないということ。民衆を味方につけるには、自分が正しいと思わせるようみせること。

    母親(ジョディフォスター)が飛行機の中で突然いなくなった娘を探す。だが乗客は娘を見ていないと言い、乗務員は娘の搭乗記録はないという。母親は旦那を亡くしたばかりで抗うつ剤を飲用していて、葬儀社には娘は父親と供に亡くなったと言われる。
    最初は協力的だった人々も家族を失った母親が戯言を言っていると思い始め、行き過ぎた行動に母親は拘束されてしまう。だが諦めずに娘を探し続け、ついに黒幕と一対一で対決。見事娘を取り返し人々に自分の正しさを結果で示す。母親って強いな。

  • 母強し。
    人って簡単に「イかれた奴」に仕立て上げられてしまうんだな…という恐怖。
    他人って他人に無関心だから。
    自分の大切なものを守るためには、賢くならないと、と再確認。

  • 設定が面白そうで見てみたが、案の定設定は面白いが全体としていまいちな作品。

    短い映画だったけど2人の犯人の描写があまりに少なすぎるのが残念。はっきり言って意味が分からない。

    あと周りの乗客が誰も娘の事を覚えていないなんてありえない。1番初めに搭乗してるわけだし後ろの席の人は絶対に覚えているはず。ちょっと無理がある。

  • ジョディ・フォスターのヒステリーな感じは凄かった!!
    でも内容がイマイチ…。
    乗客の誰も娘を見ていない理由とか謎の部分がはっきりせず、消化不良のまま終わってしまった。もっとちゃんと説明が必要なシーンがたくさんあったと思う。

    期待してただけに、ちょっと残念だった。

  • 一緒に飛行機に乗ったはずの私の娘はどこいった?という話。途中のエピソード、ほとんどいらないじゃねーか!という終盤の展開にはある意味驚き。設定は面白いんだけど、設定だけが先走って中身のロジックが脆弱。

  • 終わって見るとなかなか無理のある内容だった。内容面は皆散々言ってると思うけど、いくつか。まず保安官。あいつ保安官っていう説明なかっただろ。次、子供誰も見ないってそんなことあるか?次、アラブ人は悪くない。アラブ人に謝れや。次、機長も悪くない。機長は謝らなくていい。それと、冒頭で子供が窓にハートを書いていたからそれを見て実在を確信するのかな、と思ったけど違ったね。うん。

    内容はともかく演技がすごかったなぁ。見ていてイライラしてくる。「こっのクソババア…!」みたいにずっと思ってた。

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