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- / ISBN・EAN: 4988066156236
感想・レビュー・書評
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シンプルなタッチで描かれる、複雑な表情のキャラクターが特徴の浦沢直樹。
まさに人間そのものの生々しい感情の発露が多い「リアル」な作風が多くのファンに愛される理由だと思います。
怒りとも、悲しみとも、安堵とも落胆ともとれる、複雑な表情を描いた浦沢がその理由を聞かれたときに「人間そんなに単純じゃないからね」とさらっと答えた場面が印象的です。うるさくあれこれと説明するのではなく、それなのに人間が誰しも持つ複雑な感情を表現する技術は、群を抜いていると感じます。まさに「漫画を通して演技をしている」という浦沢の言葉通りです。
もう少しすると『PLUTO』がネットフリックスでアニメ化されることもあり、また注目を集めるのではないでしょうか。
2007年に放送された番組で、今からは15年以上前の映像ですが、変わらずに作品を世に送り出している浦沢直樹の「プロ」としての意識に頭が下がります。
映像の中で『20世紀少年』の原稿を書いているシーンが多く登場したこともあり、また改めて漫画を読みたくなりました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
<閲覧スタッフより>
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所在記号:映像||726||マン
資料番号:10191461
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プロの仕事場が見れるのは非常に貴重な機会です。
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請求記号・ D366.2/En 資料ID・650001327
館外貸出不可 -
浦沢が本当にすごいクリエイタ―ということが分かったが、自分に参考になる点は少なかった。あるとるれば、細部にも徹底的にこだわり手を抜かない姿勢、自身を信じて突き進む強さだろう。